2012年5月28日月曜日

雨!

空が暗くなってきたなぁと思い、電動工具をしまい始めたら、ドガァッと大雨。
セメントだなんだ慌て片付ける。
10分くらいで雨は上がった。
雨水がポタポタ落ちてくるので、バケツを置く。
ボン、ボン、ボボン!
良い音が響いている。

もう一度雨養生をチェックして今日は終わろ。

岡君!それアザミよ!花が咲いて、種が拡がったら大変!今のうちに切ったほうが良いわ!
朝一で近所のおばさんに言われた。
草刈り鎌を出してアザミを切ろうとしていたら、今度は知らないおばさんが話しかけてきた。
とても貴重な野アザミよ。切ってはいけない、私毎日、花が咲くのを今か今かと楽しみにしていたの。
事情を説明すると
哀しそうな表情で了解してくれた。
切った部分は、部屋の中で花瓶に入れて育ててみたいとおっしゃるので、トゲが刺さらぬよう手拭いで巻いて渡した。

2012年5月27日日曜日

暑いですね。

梅雨入りまで12、3日らしい。
ギラギラの夏になるまでにやる事やらねば。
とはいえ今日だって暑い。午前中に夏日いったそうだ。
どうにか頑張って、明日コンクリートを打つのだ。

太平洋セメント。一袋25kg495円。
焼却灰は少しだけどセメントの原料になる。セシウムちょい心配。
消費者はもちろんだけど製造業、建設業など原材料に直接触れる人の安全も、国は真剣に考えて欲しいものだ。
先日、建設業者のアスベスト被害裁判、負けてたなぁ〜。酷い国。

2012年5月25日金曜日

高専

3日前の事。
やぁ、岡さんと声がして下を見ると木更津高専の五十嵐先生ともうひとかた。
下りて挨拶をすると、有明高専の氷室と名乗られた。
記憶を辿り、化学科の先生ですよね?と尋ねるとそうだった。
学生の頃、翌日の山登りの準備をしていて、トイレ紙が無い事に気付き、部室から近かった化学科棟のトイレから失敬しているところをある先生に見つかり結構厳しく注意された事がある。そのショボ過ぎる経験のその先生が氷室さんであったはずだ。
その事を思い出し、ニヤケる僕に氷室先生は
有明高専に来て話してくれませんか?と提案してくれた。
僕なんかで良ければ喜んで行きますが、僕なんて学生に毒過ぎるとも思うんです。(トイレットペーパー泥棒ですし、、、)

有明高専。15才から20才までの5年間、建築の基本を学ばせていただいた大切な我が母校。

2012年5月24日木曜日

遠足

小金井の保育園 回帰船の年長組の五人が現場にやって来た。
徐々に慣れてきて、現場全てを触る勢い。アチコチに行きたがる、チャレンジ精神旺盛。
今回は、鋸で木を切ったり大工作業にも挑戦。

写真家の本多晃子氏が撮りまくる。

2012年5月23日水曜日

先日、北アルプスで山小屋を営むジロウさんと呑んだ。
最近、数年かけて山小屋を作り直したそうで、その話が面白かった。
標高が高く、道路もない場所に建築を作るなんて、滅多にはやれない困難な工事であるわけで、やるからには真剣に勉強してこだわって作ったそうだ。
だいたい建材の運搬をヘリコプターに頼むだけで1トン十数万円かかる。
ジロウさんは、信頼出来る大工さんを探し、コンクリートの事もちゃんと勉強し、木材は日本のアチコチを訪ね直に買い揃えた。
100年はもたせますよ。2、30年で駄目になるってそれは建築じゃなくってゴミです。
ゴミの話なんてやめましょう。建築の話をしましょう。
真っ当だ。

岡は元登山部で、今でもとても山に憧れている。
蟻鱒鳶ルには、その思いも込めている、つもり。

2012年5月21日月曜日

朝、キンカン見ました。

ここ数日は、友人や初めての人たちやと呑んで話してでした。
大会議大ブームも来てるし、
で朝は金環日蝕見て、

ただ今、激グッタリ。
力が出ない。
でも、バリバリ元気になりました。
自分の中のショゲモードがサッパリ去った。
バグパイプとアコーデオンに向き合うミチル君の真摯な態度
清さがあるよな、見習おう。
作る時は雑念ぬぐわなきゃだよな。
物に失礼だ。

2012年5月19日土曜日

いい天気

朝から型枠解体、形が複雑だから簡単じゃないんだけど、あの手この手、時にはコンクリート割りながら昼前には形が現れた。
どうよ。
自分で作った気がしない。人工物なのか?とすらよぎってしまう。
でもバッチリ!うれしい〜!ニヤニヤ止まらず。
岡土建式柱頭。
世の中デビュー!

2012年5月17日木曜日

言葉

僕は、言葉が駄目だ。
良くしゃべる人ではある、だけども肝心のところをいつも言葉に出来ない。
呑んでたりすると、伝えれない事に焦り、諦め、すぐにグテングテンだ。

蟻鱒鳶ルは少しずつ大きくなっている。
言葉に出来ていないのに、蟻鱒鳶ルは出来ていく。さし示す正確な言葉もないのに、日々作っている。
「建てて住む」という明快な目標があるのだから、先ずは良いのだ。
これでも良いのが、建築の良さだ。思考の遅い僕に向いている
言葉はモワモワでもベクトルの向きは大筋正しい。
だから、考え続ければ良い。
少しずつ、少しずつ、言葉が得れれば良い。

そしてだいたいわかっちゃいるんだ。
言葉が得れたとて、矛盾の無い爽やかワールドに入れる訳じゃない。
逆に言葉を得てしまって安心して考えなくなった人を沢山知ってる

作業を終え、先日中村さんからいただいた長野大町の日本酒を一人呑んでいる。
美味しい。
中村さんいつもありがと。
散歩に行こう!

2012年5月15日火曜日

雨なので朝イチで再開発のことを話しに港区役所に行った。
心配ごとを一通り話す。
真面目な担当者さんで真剣に応えてくれとても有り難かった。
建築の事をちゃんと話せる言葉を僕はまだ持ち合わせていない。
それだからか再開発について話しても何も伝わらない事が多い。人間の会話にならない。
それでも最近は、僕の仕事に目をとめ、耳を傾けてくれる人に時々出会える。
そういう人の言葉や態度、目の輝きにいつもいつも勇気をもらう。救ってもらう。
俺は、まだまだまだまだだ!
考えるべきモノは揃っているのだ。
丁寧に真剣に考え抜き、次に続けなきゃいけない。
ビビってんじゃねぇ!俺!
弱ってんじゃねぇ!
ヘッポコなりに進め!

2012年5月9日水曜日

型枠

これは型枠をビニールでまいたではなく、ビニールが主体の農業用ビニール型枠である。鉄筋が透け透けだ。
ねじれた壁用に作ってみたんだが上手くいったらいろいろと応用がきくだろう。
丸見えでコンクリートが打てる、楽しみ。

2012年5月8日火曜日

再開発

昨日の夕方の事。
太っててブランド物で身をかためたスーツのニヤニヤした中年男性に現場前で話しかけられた。
「どうせ、再開発で壊されるのに、なんで作ってるの?」
何が目当ての人かわからないから、ユルユルと受け答えをした。

また再開発の話が展開しだしたのかも知れない。
「退く事は無いと、住友不動産や大林組の人達には言ってるんですけどね」と言っても男はニヤニヤして鼻で笑う。
怖い。

それでも僕は、先ずは信じている。
「公共の福祉に反しない限り人は好きな場所に住んで良い」がこの国の憲法のはずだ。
それに従いまともな判断をしてくれる国である事を。
日々の作業に頑張り、頭の横っちょでは常に(再開発)の事を丁寧に考え続けなきゃいけない。
その後、現場でゴーへー君と呑んだ。
ゴーへー君は、僕もわかっていない蟻鱒鳶ルの良さを話してくれる。
有難い。
沢山の人に蟻鱒鳶ルの事を教わりながら進んでいる。
再開発なんぞに潰される訳にはいかんのじゃ。