2012年7月26日木曜日

ひとりでビルを建てる男

「最初のうちは手伝いの人は来る。でも最後は一人だぜ」石山修武さんに言われていた。
石山さん以外にも何人もの人にそう言われていたし、糸井重里さんがつけたというほぼ日のタイトルも「ひとりでビルを建てる男」だ。現実を良く知る先輩達のリアルなアドバイスだと受けとっている。
建築にしろ何にしろ、そういう事をやろうと決めたら最終的にはひとりででもやり抜く覚悟を持っとかなきゃ駄目だぜという事。
ここ3年ほどは、月に一、二度藤巻と小林さんが来てくれるくらいで、定期的に作業に来てくれる人はおらずほとんど一人でやっている。
その藤巻も今から一軒の家を建てはじめる。

さ、後半戦は、バシッとひとり!
時々の同行者はもちろんうれしいけれど、基本はトコトコ一人旅。

とは言え、人手が必要な時があります。このブログなどで手伝いを募集する事があります!
よろしく!

2012年7月18日水曜日

さぁ、梅雨あけ

関根さんの写真展をやってハッキリ決めた事にジンを出すがある。
まずはタイトルなのだが、アイデアは今のところ「蟻鱒鳶ルジン・グー!」という駄洒落系のモノひとつ、、。
作業はお風呂の床作りに進んでいます。

2012年7月17日火曜日

蟻鱒鳶ルトントン建設中2終了。

岡プロデュース、関根正幸写真展「蟻鱒鳶ルトントン建設中2」が終わった。
なかなか実りのある企画だった。
これからやるべき指針のようなモノのいくつかがハッキリわかった。
そして昨日から鳥渡の写真展は、店主広瀬勉さんの「岡語録」。広瀬さんが蟻鱒鳶ルに来て撮影した現場の風景、岡の面など。今月の鳥渡は蟻鱒鳶ル祭りである。
広瀬さんは昨日、開店前の鳥渡を暗室にして写真作業をし、出来立ての写真をドンドン額装し展示してゆく。
鳥渡は「写真の為の店」なのだなぁとしみじみ感心した。

2012年7月13日金曜日

今日も終電

蟻鱒鳶ルトントン建設中2沢山の人に来ていただいている。
生々し過ぎる現場じゃなく写真という一歩ひいたモノを見ながら、落ち着いたバーで美味しいお酒をいただきながら、あれこれ話すのはなかなか新鮮な経験だ。
知らない人も多いから、されがちの同じような質問も多い。
なぜこんな工事を初めたのか?
なぜこんな形なのか?
近所の人達はどんな反応か?
パターン化してしまっていた今までの返答を、いまいちど考え直してみたりする。
はっきり考え切れていない考えのいくつかそのまま話してみたり、諦めている難しい言い回しを頑張ってみたり。
たいして大切に思っていなかったモノが、自分の言葉で説明し続けるうちに、とても大切なモノになっていく事を実感したり(アリマストーンなど、ずいぶん長い間ただの邪魔なモノだった)

貴重な経験なう!

あと3日、どうぞ皆様来て下さいね。

2012年7月10日火曜日

作る事

飲み終わったペットボトルに、コンクリート打設の時に最後に余ったコンクリートを入れて、固まったらペットボトルを剥がしただけのモノ。
ゴミになるはずのモノに余ったモノを入れただけっていう誠に申し訳無い作り方なのに、デザインなんて当然何もやっちゃいないのに、出来ると普通に嬉しい。大切したいと思う。

モノ作りの悦びの大切な部分がこの辺りにあるのだと思う。

先日販売価格が決まりました。
7万円。
今回特別にご用意いたしましたこちらの商品。特別御奉仕価格といたしまして99%off!!


仕事しよ、暑いのよ。

2012年7月9日月曜日

関根さん

「馬鹿野郎〜岡!折角の関根っちの展示なのに、お前の言葉でちゃんと、関根はこうこうこういう男だと説明を書いてバシッと貼らなきゃ駄目だろうが!」と、昨日竹重くんに言われて「わかった明日までにやるよ〜」と返事したのだった。今思い出した!

「関根さんとの思い出」
40過ぎた頃だったか、二人で三浦半島のミサキって町まで自転車こいで二人で旅行したんです。体力の差を見せつけられてヘトヘトで夕方やっとこさミサキに着いた。町にはいたるトコロに「マグロの町」の看板、ヨッシャー!鮪&ビールだー!と喜ぶ私、どの店が良い?とキョロキョロ、関根さんどこにする!と興奮気味で訊ねた、、、
続きは鳥渡でね!

梅雨

雨が降り、気温がガッと上がるこの頃、生きものどもがガンガン元気になる。
最近は蜂と蛭とゲジゲジとカタツムリが多い。
カタツムリは壁のカレンダーをはい上っていた。写真は代々木体育館の工事現場。

2012年7月8日日曜日

雨上がり

雨上がりは、空気がきれいでヘッポコ岡がヘッポコ携帯で撮ってもたぶん良い写真が撮れるはず。


日曜日は訪問者が多い、今しがた広島市現代美術館の松岡さん!
さ、夕方まで頑張って鳥渡だ。

2012年7月6日金曜日

三階床

三階の床の第一段が打てた。うれしー!
天気の読みもバッチリだったな。
35度オーバーになる前にもう一枚か二枚進みたい。

高円寺

鳥渡を早目に出たつもりが焼き鳥屋で呑んでた大塚さん達にひっかかり、駅北口広場で呑んでた陽光くん達にひっかかり、終電を逃す。
たまにはこういう感じも悪くない。鳥渡に戻り、お茶などもらいながら黒羽さん、広瀬さんと話す。
その後、安居酒屋で始発を待つ。なう。夜中3時過ぎ。
高円寺は故郷なり。この街の空気を吸うだけで落ち着く。
ガラガラの居酒屋で少しねる。

2012年7月3日火曜日

バー鳥渡(ちょっと)

バー鳥渡は、僕と同い年の写真家・広瀬勉さんがやっているお店。
広瀬さんは、昔、路上観察学会。ブロック塀や猫の写真が多い。岡画郎でも展示をやってくれた。今までもいろいろな呑み屋で働いていてついに開いたのがこの鳥渡。
出来るだけ安い居酒屋でガーガー呑みワイワイ喋るのが日常の僕にとって、Barなどかなり不慣れな場。
大人度を上げねばならぬね
だいたい身体の不調が増えてくる46才、浴びるようにアルコールを呑むのは控えたほうが良いに決まっているのだ。
バーなどで、カッコつけてチビリチビリやるのが良いお年頃なのかも知れぬ。

鳥渡の場所は、JR高円寺北口を出て、右っかわにあるローソンとホテルの間の路地を入る、突き当たりを右折、すぐ右手の接骨院の二階。
お店の電話は03*3338*3331です。

今日は休みです。
間違って行った人は大将ででも呑んで帰って下さい。
以上。

後半戦

蟻鱒鳶ル作りは後半戦に突入している。
その事をちゃんと意識して丁寧に進んでいこう。
バー鳥渡での関根さんの写真展の意味は、ひとつに沢山の人の蟻鱒鳶について思う事を聞いてみたり、自分の考えを話してみたりしながら、この後半戦を進むに必要な言葉、考えを得たいというのがある。
蟻鱒鳶ルに向き合ってもう十年にはなる。
もうアラカタの言葉や考えは出ているはずだ。
良く思い出し、吟味し、もしかしたら重ねたり、かけあわせたり、、、そして言葉や考えをピシッと持つ!

無理かな〜、この混沌のままやり抜け!という声も聞こえる。
僕の思考など、キャラメルのオマケで、本質は蟻鱒鳶ルという建築だけに顕れる。と。
道標にすがるな、と。

まぁ、兎に角、希な機会だ。
聞いて、話して、考えて、だ。
昨夜も沢山の人が来てくれた。
小川てつオとか久々呑んだ。

2012年7月2日月曜日

蟻鱒鳶ル、トントン建設中2

昨日から高円寺の北口にあるバー鳥渡(ちょっと)で関根正幸写真展「蟻鱒鳶ル、トントン建設中2」がはじまった。
プロデューサー?が岡。
関根さんは蟻鱒鳶ルの写真を、僕が依頼した訳でもなく極自然にいつものように撮り続けてくれている(フィルムカメラで大量に、僕はフィルム代すら払っていない)まったく素晴らしい人。
千枚は軽く越すほどの中から、関根さんチョイスのモノをポスターサイズに大きくして展示。

15日まで、火曜日が定休日で夕方7時に開店。
岡は毎日いる予定。行けない日はこのブログに書き込んでおきます。

蟻鱒鳶ルの作業後、アルコールでゆるんでると思うけど沢山の人と話したいと思ってます。
どうぞ見に来て下さい。

アルコールと睡眠不足にやられないように頑張る2週間スタート!ドーン!

写真は次に打つ三階の床。