2012年12月30日日曜日

今日はミソカイ。一日だけの展示&忘年会。暇な人どうぞ来て下さい。

三田線、板橋本町下車。氷川釣り堀公園入り口近く。
地下室ギャラリー、ダンジョン。
迷ったら電話下さい09031043932岡。
夜9時には居酒屋に移動予定。

2012年12月26日水曜日

作業記録

1222雨
※雨休み。千秋のバイト先を立川まで見に行く

1223晴れ
※作業休み。世田谷式生活・学校主催の餅つきへ。
※石山修武先生に10年ほど前の無礼を謝る。

1224晴れ
作業/鉄筋、型枠
手伝い/島田さん(福岡から来てくれた)
訪問者/タロウ、歌川さん、シノダさん
※メリークリスマス!

1225晴れ
作業/コンクリート打設準備ほか
※夕方からミソカイ打ち合わせ

1226晴れ
作業/片付け
※友人からSOSがあり仕事片付け出動!

2012年12月22日土曜日

フジマキ

藤巻は、蟻鱒鳶ルの作業を一番手伝ってくれている友人。
だけど、もうそうそうは甘えてらんない。フジマキも今から、自ら住む家の建設をはじめるのだ。
フジマキは大学卒業後、大江宏さんの事務所で働いた、筋金入りの和風者。
建てる家も手刻み土壁の伝統工法。
先日久しぶりに現場に顔を出してくれ、構想中の絵を見せてくれた。
いろいろ悩ましく大変のようだ。「怖い」と正直に言っていた。
存在を産み出す苦しみは、大変なモノだ。そこに触らずにスイスイと作る人は、ほんの僅かな天才と大多数の鈍感な人達だ。
必ずその苦しみを越える悦びを掴んでくれ。

フジマキは酔いが進んだ頃「僕は、岡さんに沢山の事を学ばせてもらった。なのに少しも恩返し出来ていない」と何度も言った。

そんなこと思わんでいい。だいたい岡は(義理も恩も屁ともおもわねーぜ)主義者なのだ。
お互い大いにぐちゃついて悩みまくって頑張ろうぜ。
お互いまだまだ半端者。

作業記録

1216晴れ
作業/型枠
※選挙デー。自民圧勝、民主惨敗。

1217雨
※雨の止んでた昼の数時間だけ作業。
※訪問者、ゴーへー君。焚き火しながら呑む。

1218晴れ、寒い
作業/型枠

1219晴れ、真冬の気温風もある
作業/セメント買い出し、型枠。
※夜、まりさん通訳で韓国の人達交えて、スカイプ会議。

1220晴れ
作業/型枠
写真/関根さん
※夜、磯さんと呑む「ひとりでビルを建てる男」の取材を兼ね。

1221晴れ
作業/型枠、鉄筋
※夕方からO林組の再開発担当者と呑む。いろいろと正直に話してくれた。「どうにか方法を探り、岡さんの家を潰さないようにしたい」
頼みます。

2012年12月18日火曜日

ニュー天井!

小さなベニア板を並べビニール被せ、打設。一週間水かけ養生したら型枠解体。
ヌメッと黒光りしたコンクリートが現れる。
この時の緊張感、興奮。ちょっとした失敗はご愛嬌。
蟻鱒鳶ルの一員誕生なり!一人で祝福ムード、いい時間なら迷わずビールを買って来る。
なるほどなるほど!ホーそう来たか〜。
立ち位置を変えアチコチからじっくり鑑賞。
次回の手なども考えてみたり。
そして、いかんいかん、ニヤついてんじゃねぇと仕事に戻る。

ま、いつものパターン。
今回の天井、どうよ!

2012年12月15日土曜日

正直で勇気のある行動をとる沢山の友人たちに応援してもらっている。有難し!!!

岡啓輔の全てを捧げて作る。
それが嘘、偽り無く出来れば、必ずそこに(建築)は立ち現れる。
それぐらい単純な思いしかないんだ。ロジックとか知らない、これが俺の信仰だ、唯一の思いだ。

再開発というものすごい不気味な影。
怖くて寝れない夜もある。
それに対しても俺がやるべきは「至誠を尽くせば必ず、通じる」だ。

作業中、声がしたなと下を見ると「頑張って!」と声をかけてくれる人。
「わっ!」と驚き「ぅわあぁ〜!」凄い笑顔になる歩行者。
こういう人達を、もう日常的に見ている。

俺は作る。
今はまだ通じなくても、必ず、ゼネコンの人、政治の人、再開発関係の人達にも通ずる事を信じて、俺は作る。

かなり面白いとこに来てるからね。
未来に対し、公共に対し、建築に対し俺は真剣なんだ。曇り無し!だ。
それを蟻鱒鳶ルいっちょで示すのだ。


みんな選挙行きなよ〜!

作業記録

1126雨
雨休み、サウナ。
※今日で蟻鱒鳶ル着工7年、中山英之さんからおめでとうツイートがあった。

1127晴れ
午前中、港区の健康診断。午後は片付けなど、下剤を飲んでるので、トイレにちょこちょこ行く。

1128ちょっと雨
作業/型枠
訪問者/石仏さん。林みきさん
※予報には無かったけどそこそこの雨、風邪ひいた

1129晴れ
作業/型枠

1130晴れ
作業/風邪キツイ、ゆっくり作業。
※セメント買い出し

1201晴れ
作業/型枠
※風邪の為、遅出、早じまい。

1202雨
風邪、部屋の中。
※たぶんこの日頃に新ツボさんとアシダテさんが来てくれた。

1203雨
風邪、朝から港区役所に再開発に対するパブリックコメントを書き、直接持って行く。

1204雨
作業/片付け
※作業は昼間の数時間、この日まで風邪療養。

1205晴れ
作業/鉄筋
※久しぶりにフルタイムで働いた。

1206晴れ
作業/型枠
※夕方、久しぶりに藤巻が来る。これから作る家の図面を見せてくれる。

1207晴れ
作業/打設準備

1208晴れ
作業/打設準備
※訪問者/飯田くん、インドの設計事務所で働いているそうだ。
 
1209晴れ
作業/コンクリート打設、7.7バッチ。三階床柱西
手伝い/小林さん(6時間)
写真/関根さん
※訪問者、マリアンヌ、けいじ君、

1210晴れ
作業/打設の後始末作業、片付け他
※ビデオ撮影、降矢さんチーム
※訪問者、くらちさん

1211晴れ
作業/足場、錆落とし、鉄筋組み。

1212晴れ
作業/鉄筋、足場

1213晴れ
作業/足場、型枠解体、型枠
※例年より寒い日が続いてる、油断すると風邪ひきそう。

1214晴れ
作業/型枠

1215雨
※健康診断と部屋作業

2012年12月14日金曜日

タロウ

近所で時々見かける犬。下半身は機能してなく車に乗っかりコロコロ歩いてる。
小さなおばあさんと散歩している様は、たまらなく愛らしい。
話しかけてみた。
犬の名はタロウ。
車はオーダーメイドで外国製。
昔は、目のつりあがったキツネのようなキツイ表情の犬だった。
でも最近は沢山の人にやさしくされて、とても良い顔相になったのよ。

そうだよな、再開発の話はグッショリするけど、作る時は作る時、またとない機会なのだ。ちゃんと楽しもう。
じゃないと悩みドロドロの表情の建物になってしまうぜ!

2012年12月11日火曜日

中山さん

「建築と日常」の長島さん主催イベント「(つくる)と(生きる)の関係」11/25の出演者、建築家の中山英之さんは、蟻鱒鳶ルをじっくり見ながら「見たこともない外国の料理を目の前にして、どう手をつけていいのか戸惑っているような状態です」と言われ、本当に戸惑っておられる様子だった。
僕は、そういう中山さんのまっすぐな反応がとてもうれしかった。
届いた気がした、というか、、、。
沢山の事があった、とても良いイベントだった。

あ〜、あれからもう二週間以上過ぎているじゃないか!
いろいろと急がねば!

写真の柱も中山さんは誉めてくれた。

2012年11月30日金曜日

再開発の事

昨日の夜、出版社勤務のT氏から電話があり、再開発で退かされないようにあるアイデアを授けてくれる。
朝起きて、ネットを見ていたら友人の小川てつオ氏がグッドデザイン賞の授与会場で、みやした公園(アトリエワン設計)の受賞に抗議する形で「バッドデザイン賞」を与えるというパフォーマンスをしている映像を見た、意思の強さと実行力と表現するセンスは衰え無いなと感心する。
てつオは先日会ったとき、再開発に関する悩みを話すと「岡さんの応援をする」と言ってくれ、後日いろいろ調べて長いメールを送ってくれた。
25日のイベント「(つくる)と(生きる)の関係」で、主催者の長島さんは、トークの流れを再開発に繋げてくれた。
京都のマイアミも、再開発をテーマにしているアーティストと蟻鱒鳶ルを繋げようとダンドってくれている。
友人の弁護士達も、相談に行く度、いつもまっすぐに応援をしてくれる。
僕のまわりには、冴えた、熱い、あたたかい、ありがたい友人達が沢山いてくれる。
何よりの支えだ。勇気が湧く、うれしい。

僕は、再開発を推進しようとしている業者や近隣の人達と、喧嘩別れする事なく、上手く着地出来るようにもっていきたい。と思っている。
だけど、簡単ではないようだ。
再開発の中心のゼネコン大林組の担当者には「岡さんの家を退かさないという絵がどうしても描けないのです」と言われている。
僕は「そんな簡単に言わないで下さいよ。いろんな方法があるはずだ。もっと真剣に考えて下さい」と強く言った。
(※この件はすぐに、ある都市計画家に相談した「それは違う、ゼネコン側は法律を理解出来ていない。退く必要は無い」と教えてくれた)。

まだ、再開発がどうなるかなかなか見えてこない。

ただ、今やっておくべき事は「蟻鱒鳶ルは作り切るし、退く事は無い」という明確な主張を続ける事と、
闘うと決まった時にすぐに動ける状態を作っておく事。
そして何より、良い建築を作ること!

港区の再開発ガイドラインの素案が出来たので、再開発関係の人達が動き始めているようだ。
僕もパブリックコメントを書かなきゃいけない。
苦手な作業は十倍忙しい。
頑張る。

作業記録

1125晴れ
「建築と日常」の長島さんの企画。「(つくる)と(生きる)の関係」午前中の見学会と合わせると50人以上の人が蟻鱒鳶ルに来てくれた。とても良いイベントだった。

1126雨
雨だし、ぐったりしてたのでサウナ休み。

1127晴れ
午前中健康診断
作業/型枠解体ほか

1128小雨
作業/現場片付けほか
訪問者/林さん(木の家ネット)、石仏さん。栗秋、建築学会で話し合いらしい。

1129晴れ
作業/床型枠ほか

2012年11月24日土曜日

すいません。

蟻鱒鳶ル保存会主催者として、誠に申し訳ない事をしてしまいました。
イベントの告知をしていませんでした。
11月25日、日曜日すなわち明日、昼一時より
「(つくる)と(生きる)の関係」
映画「サウダーヂ」などの空族(富田克也+相澤虎之助)
と建築家の中山英之さんの対談があります。
蟻鱒鳶ルの地下で。

あーすみません!ボケてた!ツイッターにはしつこく書き込んでたんですが、、、。
1600円です。


主催者は「建築と日常」の長島さん。

後半あたりから僕も出ると思います!

告知遅れてすみませんでした。
わからない事は岡に電話下さい。09031043932。
おやすみなさい!

作業記録

1112晴れ
作業/型枠、鉄筋

1113晴れ
作業/型枠、鉄筋

1114晴れ
作業/型枠、鉄筋

1115晴れ
作業/地下整理、1125の打ち合わせ、長島さんとビデオ係の降矢さん

1116晴れ
作業/型枠、鉄筋、ほか
訪問者/栗秋、高専からの友人で愛知在住、出張ついでにたまにやって来る。

1117雨
雨休み。部屋の片付け。

1118晴れ
作業/打設準備。
訪問者/たけしげ君
※木枯らし一号がふいたらしいが小春日和でもあった。

1119曇り
作業/コンクリート打設。二階の北西角の梁。3.6バッチ。
※午前中小雨混じりで打つかどうか迷ったけど、どうにか晴れてくれた。

1120晴れ
作業/打設の後始末

1121晴れ
作業/現場片付け

1122晴れ
港区の再開発に関するガイドラインの素案が出来その説明会に出る。
※マッティさんエーロさんを家に招く。

1123雨
休み、ぐったり二日酔い。夜MARKのライブ、てつオ、川染くん、ゆうちゃんに会う。素晴らしかった。
1124晴れ
作業/片付け、明日の準備。

2012年11月11日日曜日

作業記録

1106雨
作業休み

1107晴れ
作業/鉄筋、足場

1108晴れ
作業/鉄筋、型枠、解体
※ボロっと材料を歩道に落としてしまう、猛反省。

1109曇り
作業/鉄筋、型枠
※道路側での作業だったので、現場を見るたくさんの人の反応が見れた。写真を撮る人が予想以上に多い。

1110晴れ
作業/型枠解体
※初老の男性が「凄くいいよ!頑張って!」と大きな声で言ってくれる。
※解体して出てきたコンクリートの表情にニヤケっぱなし。もっと展開しよう。
※千秋が珍しく一番上まで上がってくる。台所の位置を相談。

1111曇りのち雨
作業/型枠、足場

2012年11月6日火曜日

「私たちの世界では、世界を創造した神様も動物も、みんな自分の手を汚し、体中ずぶぬれになって、ようやくこの世界をつくりあげたのだ。頭の中に描いた世界を現実化するのが、一神教のスマートなやり方だとすると、からだごと宇宙の底に潜っていき、そこでつかんだなにかとても大切なものを材料にして、粘土をこねるようにしてこの世界をつくるという、かっこうの悪いやり方を選んだのが、私たちの世界だった。」中沢新一「アースダイバー」
という文章を数日前に見かけた、ここ数年何人かの友人に「岡さん、アースダイバーは読むべきだよ」とも言われていた。
今日、プラリと寄った本屋にあったので、躊躇なく買った。
読めるでしょうかね?

写真は雨の蟻鱒鳶ル。ヌメッとした感じに生命を感じる。

2012年11月5日月曜日

作業記録

1104晴れ
作業/錆落とし、鉄筋組み直し
※山内さんから置き手紙あり、うれしい。

1105曇り
作業/足場、鉄筋、根回し。
※近所で設計事務所をやっている佐藤さんがお子さんつれて現場見学。

2012年11月4日日曜日

1029晴れ

作業/材料買い出し、セメント、鉄筋など。
※東北の帰り、妻実家に泊めてもらい朝帰ってくる。洗濯などして昼から作業。
※夜、サトウ君と呑む。

1030晴れ
作業/鉄筋

1031晴れ
作業/打設準備

1101晴れ
作業/コンクリート打設、三階床三枚目、8バッチ。
※手伝いにヤマモッチャンが来てくれる。夜呑む。

1102晴れ
作業/打設後始末作業ほか

1103晴れ
作業/足場組み、片付けなど。
訪問者/小松夫妻
※夜、伊東豊雄さんのプレゼンを聞く。

2012年11月3日土曜日

東北行き

26日、作業が終わりタロウと一杯呑んだ後、ヨハナさん家族と合流、夜中の東北道を走り朝には石巻着。
311後二度目の東北だ。
石巻は、20年ほど前に自転車こいで来たことがあるけどもう記憶もない。
北上川沿いの小さな現場、海から数キロ離れているらしいけど、ここにも20メートルを越える津波が襲ってきたそうだ。
僕の貧しい想像力じゃ、この場に立っても、その壮絶な状況がイメージ出来ない。ただただ穏やかな山の緑、川の流れ、青い空。
一分間に何台も通る10トンダンプと、荒らされた土地から瓦礫を取り除く作業をするおばちゃん達の姿が大切な日常が奪われた事を語っている。

そんな場所にマイケル棟梁の小さな現場がある。
スピードが売りのハウスメーカーの復興住宅がどんどん出来る現状に対して、新建材など使わず、木や土などの自然素材で、心を込めた伝統工法の建築を作れる事を示そうとマイケルさんたちは頑張っている。
マイケルさんはまったく爽やかな人、心が洗われるような現場。
その現場を一日だけ手伝わせてもらった

翌28日は、多くの人達の支援で実現した木造の復興共生住宅を見学した。

建築は未来への大きな投資だ、それは〈希望そのもの〉なのだと改めて思った。
その根本を忘れた無惨な建築があまりに多すぎる。

2012年10月31日水曜日

明日ツイタチ、コンクリートを打ちます。手伝ってくれる人を一人募集します。宜しく!

朝9時くらいから五時くらいまで。難しい作業じゃありません。
電話下さい。090*3104*3932(岡)

2012年10月29日月曜日

1023雨

作業/雨休み
※夜、なわけんジムの皆川君の退所パーティーに招かれる。

1024晴れ
朝起きたら事務所の床、酔い潰れて寝てしまった。帰るが風邪っぽく、薬をのんでそのまま布団の中。自己嫌悪の中、グルグル考え事。
1025晴れ
作業/砂利置き場作り直す。砂利搬入システムを組む。
※関根さん写真撮影。

1026晴れ
作業/2トントラックをレンタルし、タロウと江戸川のトウザキさんへ、砂利買い搬入。を2往復。
※藤巻以外の人と初めての砂利買い搬入。ミス無しバッチリ。
※夕飯後ヨハナさんチームと合流。大工道具を持って東北へ。

高山建築学校

先日、新宿の味王で高山建築学校の話し合いが少人数であった。
若い人達が最近考えまとめたモノを示し説明してくれた。
トコトン高い目標を定め、その為に、今までの体制をやめ新しい組織を作る。
覚悟が必要な妥協の無い大きなビジョン。そう感じた。
「俺に?俺たちに?そんな事出来るのか?」
普通にビビる。
ヘラヘラ笑って、自ら見くびって、ソロリと避ける
ま、でも、そういうのはね、ツマラナイ。それじゃぁ面白い事は何も起きないと知っている。
良い予感がするんだったら勇気をもってピョンとジャンプ。
そうやってやって来た。
岡画郎でも蟻鱒鳶ルでもそれだけだ。
ただもう少し考えよう。
蟻鱒鳶ルを作るだけで、僕は許容をオーバーしていると感じる事がある。解けるのか!見えるのか!示せるのか!
過ぎたる夢を生きているんじゃないか?と。
学生達が示した組織やルールをバシッと作るという方法にイマイチグッとこないというのもある。
でも大同小異、気にせず進めが正解かも知れない。

ま、自分の腹にストンと収まったら
腹くくって進む。

2012年10月22日月曜日

下の写真が間違ってました

今日のはこれです。

1020晴れ

作業/午前中だけ、床型枠の穴。
※稲城に越したタロウ、歌川さんに招かれ千秋と酒背負って行く。庭から調布の花火が見えた。

1021晴れ
作業/午後から、床型枠と鉄筋。
※身体はヘロヘロだけど区民プールが無料だという理由で作業後千秋と行く。何年ぶりに泳いだろうか?

1022晴れ
作業/鉄筋組み。
※今日は夕方から高山建築学校の話し合いで新宿の味王へ行く予定。ちょっと緊張する店。

2012年10月19日金曜日

1019雨

作業休み。
※終日家でアレコレ


1019晴れ
作業/三枚目床の穴型枠
※ここ数日モニョモニョ考えてた穴型枠を新しい方法でやってみる。上手くいけ!
※日がくれて現場の前を通りかかったら柳田さんがスケッチしていた、用事まで少し時間があったので呑む。

2012年10月17日水曜日

1016今日も仕事日和

作業/三枚目床の型枠など
※昼からヤマモッチャンが手伝いに来てくれた。数日前に一級の図面の試験があったそうだ。桟橋で呑む。

1017、3時に降りだす
作業/三枚目床型枠ほか
※斜め柱と床のぶつけ方は正しかったと思う。不思議なモノが床を支えている。
※新しく出来た建築学会の本屋に行ってみよう。

2012年10月15日月曜日

1015晴れ爽やか

作業/三階三枚目床の支保工、ほか。
※日々の作業と時々の用事をこなしていると、自分のやるべき事が後回しになっている。とりあえずある人に一通、手紙というか意見書を書いてみよう。
※やまもっちゃんが明日手伝いに来てくれる。

2012年10月14日日曜日

1012晴れ

作業/コンクリート打設、三階床二枚目、6.3バッチ。
昼過ぎから、黒田さん、大野さん手伝いに来てくれる。
作業後、海まで歩きいつもの桟橋で呑む。


1013曇り
作業は数時間、後始末など
訪問者/長島さん、チェックの半ズボン。片手にアイスクリーム、爽やかである。
※千秋と代々木公園に行く約束だったので早仕舞い。目当てはコッポリー。コッポリーは柳川のユルキャラ。ツボらしい。


1014降ったり止んだり
作業/体調がイマイチなので遅めに起き、昼から作業。予報を裏切りよく降る。

2012年10月12日金曜日

1011曇り

作業/打設の準備など。
訪問者/夏堀くん
※建築夜楽校に行く。

2012年10月10日水曜日

1010晴れ

作業/コンクリート打ちの準備。錆落とし他。
※やるべき作業は終わってたので、考えながら丁寧に働く。年内に三階床終わらせたい。

2012年10月9日火曜日

1009晴れ曇り

作業、三階床配筋、型枠
※明日コンクリート打つ気で準備したけど作業後天気予報見て諦めた。青島くんゴメン。

高山建築学校

高山建築学校の話し合いが行われています。
倉田先生が亡くなられて学生主体という形をとってきたけど、それはもうやめて新たな組織を作ろう!という事が話され出しました。
僕はそれで良いと思っています。
でも学生主体で続けるべきだという意見の人もいると思います。
そういう人はどうか話し合いに出て下さい。
僕に連絡くれれば、次回の話し合いの日程、場所など伝えます。
09031043932岡。

2012年10月7日日曜日

1007昼まで雨

作業、鉄筋加工ほか
写真、関根さん
※外人の親子が熱視線で見ていた。
今から、現場にタケシゲ君がやって来る

2012年10月6日土曜日

たけしげ君に

言われたんです。
誰かの為にじゃなくって、自分の為に日々の記録をつけるべきだと。
ミクシィでつけてたんだけどやめてしまってて。
自分的にもさびしいんです。
、どうすべかと。
どうすべか?
考えがまとまるまでここに書いてみます。

1006晴れ爽やか

作業、三階床型枠、一人で頑張って打てる量8バッチを上限に範囲を決める。柱頭とぶつかる辺りの細工が難題だった、どう簡単に、面白いコンクリートを打つか?
夜、高山建築学校話し合い。

2012年9月28日金曜日

0928

木更津高専でちょっと講義、五十嵐先生、加藤先生と呑んで一人プラプラ海。
缶チューハイを呑んでいる。

2012年9月20日木曜日

だいたい

蟻鱒鳶ルを作り上げきる為に、もっと、もっと、ちゃんと考えなきゃいけない。
だいたい岡啓輔ってのは、根が楽観的でボンヤリな奴なので、自ら試練のありそうな方に進んで(リスク)と(望み)をはかりながら、(考える事)を重ねてやっていくようにしないと駄目なのだ。
考えざるをえない方に追い込んで行かなきゃアッという間にマッタリ、だら〜りなのだ。
だから試練OK、逆になかったらヤバイんです。

とりあえず、又一山乗り越えた感はある。ここから見ると今まで信じてきたモノが、より一層、強く明るくドーンと在ってくれる。
後半戦にさしかかっている今、この状態に至れた事は全くありがたい事だ。

2012年9月18日火曜日

0918曇り

作業員、岡(9〜5.5)
床の鉄筋とトメ枠
※床鉄筋は腰が辛い。

2012年9月17日月曜日

まだまだ暑いね

今、絶妙な位置にピカッと小さなハゲが出来ている。
美人さんからチョロッと鼻毛が出てるだけで造形的にかなりのインパクトがあるように、この極々小さなヘアスタイルもかなりのインパクトがある。


この夏はね、いろいろあったんです。高山の事など諸々。
いちいち書かないけど諸々。
その諸々と闘った証が、このピカッとハゲ。
蟻鱒鳶ルは後半戦だ。
諸々もまぁとりあえずはおさまってくれたけど、諸々の中の何かがラスボスになって僕に、胃に穴級の闘いを仕掛けてくるんだろう。
でも、負けません。

太平洋高気圧が下がったら一気に作業を進めるぜ!

0917時々雨

作業員、岡(9〜5)
鉄筋、床型枠
※おばさんが話しかけてきた。コンクリートについて鋭い質問をされるので「詳しいですね」というと亡くなられてた旦那さんがコンクリートの研究者だったとの事。
※写真は岡土建の床型枠。2バイ4を並べ、農業用ビニールを張る。隙間や継ぎ目はテープ貼り。

2012年9月10日月曜日

2012高山建築学校2

2012年の高山建築学校は明らかに新しい段階に入った。参加した多くの人もその事を感じた年だったと思う。

佐藤君が示してくれた「学校を作る」というテーマ。
倉田先生の死後「学校を作る」は手に負えないテーマとして諦め、もう忘れかけようとしていた。
でもそれを再び掲げてくれた。
そのテーマに沿う作品がいくつか作られた。
YJは倉の一階を片付け高山建築学校博物館MOTを作りはじめてくれた。
学生実行委員会も今までのように法政だけでなく、東大や早稲田なども加わり巾が出てきた。
高山建築学校として、もっと明確なモノを目指そうという意思も出てきた。
いつの日か、高山が世の中に示すべき価値のあるモノを描き、作り得たならば、それをもって堂々と世界にも出て行くはずだ。


吉江さんが帰り際に言った
「岡、サトミハッケンデンみたいだなぁ、意思のあるまっすぐな目をした若い人達が集まってきたな、、」
まったく。

蟻鱒鳶ルは高山建築学校と共に進んでいる。

蟻鱒鳶ルの後半戦に向かう為の大きな力を得て僕は戻ってきました。
試練とやらガリガリと乗り越えます。
オロオロもするけど。

2012年9月8日土曜日

2012高山建築学校

2012の夏が終わった。

この夏は、少し前まで「高山やめるべし」と言っておられた倉田家の人やOBが来る事になっていた。
高山は、ずっと綱渡りのようなギリギリの運営が続いていた。責められれば言い訳すら出来ないような失敗もある。

この春4年ぶりに行われた倉田家での話し合いで高山の存続はあらかた了承されていたものの、実際目にすれば又「やめよう」となるかも知れない。
僕はとても緊張していた。
でも心配は無用だった。
奥様は輝くような目で満面の笑顔で次々に質問される。僕が説明すると「素敵ねー素晴らしいことね」と何度も言われた。
倉田先生が亡くなられて13年。やっとやっとこの状況にこぎつけた。

13年かかった。
きっと普通の事だ。

2012年9月5日水曜日

蝙蝠

蟻鱒鳶ルの裏の方、なぜかカラスやイタチ?みたいな動物どもが集まる場所がある。
高山が終わり、そろそろそこの型枠にコンクリートを打とうと掃除をしていたらコウモリの乾いた死骸が型枠の中に落ちていた。
ここで食べようと運んできてポロリと落としちゃったのか?

2012年7月26日木曜日

ひとりでビルを建てる男

「最初のうちは手伝いの人は来る。でも最後は一人だぜ」石山修武さんに言われていた。
石山さん以外にも何人もの人にそう言われていたし、糸井重里さんがつけたというほぼ日のタイトルも「ひとりでビルを建てる男」だ。現実を良く知る先輩達のリアルなアドバイスだと受けとっている。
建築にしろ何にしろ、そういう事をやろうと決めたら最終的にはひとりででもやり抜く覚悟を持っとかなきゃ駄目だぜという事。
ここ3年ほどは、月に一、二度藤巻と小林さんが来てくれるくらいで、定期的に作業に来てくれる人はおらずほとんど一人でやっている。
その藤巻も今から一軒の家を建てはじめる。

さ、後半戦は、バシッとひとり!
時々の同行者はもちろんうれしいけれど、基本はトコトコ一人旅。

とは言え、人手が必要な時があります。このブログなどで手伝いを募集する事があります!
よろしく!

2012年7月18日水曜日

さぁ、梅雨あけ

関根さんの写真展をやってハッキリ決めた事にジンを出すがある。
まずはタイトルなのだが、アイデアは今のところ「蟻鱒鳶ルジン・グー!」という駄洒落系のモノひとつ、、。
作業はお風呂の床作りに進んでいます。

2012年7月17日火曜日

蟻鱒鳶ルトントン建設中2終了。

岡プロデュース、関根正幸写真展「蟻鱒鳶ルトントン建設中2」が終わった。
なかなか実りのある企画だった。
これからやるべき指針のようなモノのいくつかがハッキリわかった。
そして昨日から鳥渡の写真展は、店主広瀬勉さんの「岡語録」。広瀬さんが蟻鱒鳶ルに来て撮影した現場の風景、岡の面など。今月の鳥渡は蟻鱒鳶ル祭りである。
広瀬さんは昨日、開店前の鳥渡を暗室にして写真作業をし、出来立ての写真をドンドン額装し展示してゆく。
鳥渡は「写真の為の店」なのだなぁとしみじみ感心した。

2012年7月13日金曜日

今日も終電

蟻鱒鳶ルトントン建設中2沢山の人に来ていただいている。
生々し過ぎる現場じゃなく写真という一歩ひいたモノを見ながら、落ち着いたバーで美味しいお酒をいただきながら、あれこれ話すのはなかなか新鮮な経験だ。
知らない人も多いから、されがちの同じような質問も多い。
なぜこんな工事を初めたのか?
なぜこんな形なのか?
近所の人達はどんな反応か?
パターン化してしまっていた今までの返答を、いまいちど考え直してみたりする。
はっきり考え切れていない考えのいくつかそのまま話してみたり、諦めている難しい言い回しを頑張ってみたり。
たいして大切に思っていなかったモノが、自分の言葉で説明し続けるうちに、とても大切なモノになっていく事を実感したり(アリマストーンなど、ずいぶん長い間ただの邪魔なモノだった)

貴重な経験なう!

あと3日、どうぞ皆様来て下さいね。

2012年7月10日火曜日

作る事

飲み終わったペットボトルに、コンクリート打設の時に最後に余ったコンクリートを入れて、固まったらペットボトルを剥がしただけのモノ。
ゴミになるはずのモノに余ったモノを入れただけっていう誠に申し訳無い作り方なのに、デザインなんて当然何もやっちゃいないのに、出来ると普通に嬉しい。大切したいと思う。

モノ作りの悦びの大切な部分がこの辺りにあるのだと思う。

先日販売価格が決まりました。
7万円。
今回特別にご用意いたしましたこちらの商品。特別御奉仕価格といたしまして99%off!!


仕事しよ、暑いのよ。

2012年7月9日月曜日

関根さん

「馬鹿野郎〜岡!折角の関根っちの展示なのに、お前の言葉でちゃんと、関根はこうこうこういう男だと説明を書いてバシッと貼らなきゃ駄目だろうが!」と、昨日竹重くんに言われて「わかった明日までにやるよ〜」と返事したのだった。今思い出した!

「関根さんとの思い出」
40過ぎた頃だったか、二人で三浦半島のミサキって町まで自転車こいで二人で旅行したんです。体力の差を見せつけられてヘトヘトで夕方やっとこさミサキに着いた。町にはいたるトコロに「マグロの町」の看板、ヨッシャー!鮪&ビールだー!と喜ぶ私、どの店が良い?とキョロキョロ、関根さんどこにする!と興奮気味で訊ねた、、、
続きは鳥渡でね!

梅雨

雨が降り、気温がガッと上がるこの頃、生きものどもがガンガン元気になる。
最近は蜂と蛭とゲジゲジとカタツムリが多い。
カタツムリは壁のカレンダーをはい上っていた。写真は代々木体育館の工事現場。

2012年7月8日日曜日

雨上がり

雨上がりは、空気がきれいでヘッポコ岡がヘッポコ携帯で撮ってもたぶん良い写真が撮れるはず。


日曜日は訪問者が多い、今しがた広島市現代美術館の松岡さん!
さ、夕方まで頑張って鳥渡だ。

2012年7月6日金曜日

三階床

三階の床の第一段が打てた。うれしー!
天気の読みもバッチリだったな。
35度オーバーになる前にもう一枚か二枚進みたい。

高円寺

鳥渡を早目に出たつもりが焼き鳥屋で呑んでた大塚さん達にひっかかり、駅北口広場で呑んでた陽光くん達にひっかかり、終電を逃す。
たまにはこういう感じも悪くない。鳥渡に戻り、お茶などもらいながら黒羽さん、広瀬さんと話す。
その後、安居酒屋で始発を待つ。なう。夜中3時過ぎ。
高円寺は故郷なり。この街の空気を吸うだけで落ち着く。
ガラガラの居酒屋で少しねる。

2012年7月3日火曜日

バー鳥渡(ちょっと)

バー鳥渡は、僕と同い年の写真家・広瀬勉さんがやっているお店。
広瀬さんは、昔、路上観察学会。ブロック塀や猫の写真が多い。岡画郎でも展示をやってくれた。今までもいろいろな呑み屋で働いていてついに開いたのがこの鳥渡。
出来るだけ安い居酒屋でガーガー呑みワイワイ喋るのが日常の僕にとって、Barなどかなり不慣れな場。
大人度を上げねばならぬね
だいたい身体の不調が増えてくる46才、浴びるようにアルコールを呑むのは控えたほうが良いに決まっているのだ。
バーなどで、カッコつけてチビリチビリやるのが良いお年頃なのかも知れぬ。

鳥渡の場所は、JR高円寺北口を出て、右っかわにあるローソンとホテルの間の路地を入る、突き当たりを右折、すぐ右手の接骨院の二階。
お店の電話は03*3338*3331です。

今日は休みです。
間違って行った人は大将ででも呑んで帰って下さい。
以上。

後半戦

蟻鱒鳶ル作りは後半戦に突入している。
その事をちゃんと意識して丁寧に進んでいこう。
バー鳥渡での関根さんの写真展の意味は、ひとつに沢山の人の蟻鱒鳶について思う事を聞いてみたり、自分の考えを話してみたりしながら、この後半戦を進むに必要な言葉、考えを得たいというのがある。
蟻鱒鳶ルに向き合ってもう十年にはなる。
もうアラカタの言葉や考えは出ているはずだ。
良く思い出し、吟味し、もしかしたら重ねたり、かけあわせたり、、、そして言葉や考えをピシッと持つ!

無理かな〜、この混沌のままやり抜け!という声も聞こえる。
僕の思考など、キャラメルのオマケで、本質は蟻鱒鳶ルという建築だけに顕れる。と。
道標にすがるな、と。

まぁ、兎に角、希な機会だ。
聞いて、話して、考えて、だ。
昨夜も沢山の人が来てくれた。
小川てつオとか久々呑んだ。

2012年7月2日月曜日

蟻鱒鳶ル、トントン建設中2

昨日から高円寺の北口にあるバー鳥渡(ちょっと)で関根正幸写真展「蟻鱒鳶ル、トントン建設中2」がはじまった。
プロデューサー?が岡。
関根さんは蟻鱒鳶ルの写真を、僕が依頼した訳でもなく極自然にいつものように撮り続けてくれている(フィルムカメラで大量に、僕はフィルム代すら払っていない)まったく素晴らしい人。
千枚は軽く越すほどの中から、関根さんチョイスのモノをポスターサイズに大きくして展示。

15日まで、火曜日が定休日で夕方7時に開店。
岡は毎日いる予定。行けない日はこのブログに書き込んでおきます。

蟻鱒鳶ルの作業後、アルコールでゆるんでると思うけど沢山の人と話したいと思ってます。
どうぞ見に来て下さい。

アルコールと睡眠不足にやられないように頑張る2週間スタート!ドーン!

写真は次に打つ三階の床。

2012年6月22日金曜日

DMまき

雨がスッキリ上がりきらないのでDMまきに出る。
今日は建築攻め。
まずは、建築学会図書館
その上の喫茶店アゴラ(7月9日閉店だそうだ、その後は本屋)。
ギャラ間へ行ったら五十嵐太郎さんがおられ渡す。
今、南洋堂へ向かっているのだが激しい腹痛。胃薬買ってのんで只今明大でダウン中!
昼に食べた二郎が駄目だったのか?胃薬は効いてくれるのか?南洋堂は這ってでも行くが、ポポタムまでは無理か!
お腹痛いよ〜!

2012年6月21日木曜日

会議

朝、ラジオから「会議は踊る」という曲が流れた。
マイアミが「来る会議大ブーム」を初めている。
マイアミは「発語」というイベントもやってて、それは小野二郎さんの「ユートピアンの発語訓練」という本と繋がっている。
僕は昨夜酔っぱらって「詩人の生の声が聞きたい」などとツイートしていたけど、それはたくさんの人の生の声が聞きたいという事で、発語訓練がバッチリの詩人たちに学びたい。という意味でツイートしてた。
自分の正直な言葉を発する事は、勇気が必要だし、ちゃんと訓練も必要なのだ。詩人のリーディングに学ぼう!
その発語が他の人と重なる事で会議が成る。
全ての会議は「どんな世界を作ろうか」という大問題に繋がる一里塚だ。
ラジオがそんな曲かけるから「会議が重要だ!」とモンモンとしてきてブログ打ってます。
今日は高山建築学校の会議を浅草橋天才算数塾でやる。
まず大学の外でやりたかった。
素敵な世の中を作る為に「会議」なのだから、自分たちだけ良い立場をとろうとする保身のヒソヒソ「密談」じゃないんだから。
外でやりたかった。
せこい密談のくせに会議を名乗っちゃいかん。そこ厳しく仕分けせにゃね。企業にあるのはホントに会議室か?密談室じゃないのか?
良い季節になったら公園で会議やろう!

会議は踊る!
(聞き間違いかも!)

勘違いや聞き間違いで世界は創られる!

2012年6月18日月曜日

高校生

美術部に所属しているという女子校生に質問された。
「最終的に何に従って、形を決定するのですか?」

「僕は本をほとんど読みません。だから依って立つ理論のような強固なモノが無いんです。だから、自分の気持ち、心、に何度も何度も執拗に問います。本当にこれで良いのか?本当にこれが好きなのか?本当はカッコつけてるだけじゃないのか?」
やっとやっとそんな事を答えた。

本当には、僕はまだそういうふうに落ち着いてなかなか考えられていない。
本筋の周りの様々なモノごとに翻弄されて、不安定極まりない。
でもこんな状態(オロオロしながら時折ヤッホー!っと興奮するようなグチヤグチャの嵐のょうな)で、どうにかこにか手綱をさばきながらグリグリ作り続けている事自体が、最高に面白いと感じている今日この頃。

DM!

黒羽さんに作っていただいたDM!
現場の歩道脇にセット!
早速手にとってくれる人。
イェイ!

2012年6月17日日曜日

昨日の事

ゴーソーさんのダンドリで蟻鱒鳶ルの見学会と、板橋の地下ギャラリーでトークイベントがあった。
たくさんの人が目を輝かせて現場をみて、ドンドン質問してくれる。その熱気のようなモノに押されて、僕も変にテンションが上がってしまい、ペラペラしゃべり続けた。
地下ギャラリーでのトークイベントでもそのノリでしゃべりまくってた。

今日は自己嫌悪で作業
なんで俺はこんなにアホなのか?!
なんで落ち着いて話せないんだ!
高校生たちの真剣な眼差しとかにのまれちゃったのな。
ユーストっての入れてもらってたのに、、

根性無し!

強くなりたい。成長したいっす。


昨日は皆さん、本当にありがとうございました。

2012年6月15日金曜日

ひげ太夫

ひげ太夫は、僕が唯一観続けている劇団だ。
演技という嘘を、どういうふうに束ねていって真実を立ち上げるのかという難問題を、独自の方法で解いている。
伝える為に何が必要かを全力で問い、自分達に出来る全てからチョイスし構成している。
それを全力でやりきる。
僕はこの作り方にいつも感動してしまう。激リスペクトなんです。
僕も建築をこういうふうに作りたいと思っている。

ひげ太夫「雷神ウツボ」下北で18日までです。

見学会

定例会はちょっと考えがあってまだはじめてない。だけど一階部分を整備してテーブルを出したので人が集まり易くなっています。
明日16日はゴーソーさんのダンドリで昼の一時から蟻鱒鳶ルの見学会がある。
それに合わせて京都のカワモトさん(京都会館の保存活動をなさっている)と友人の方も来られるそう。
蟻がたや蟻がたや。
どうぞ、皆みなさまも蟻鱒鳶ルツアーを企画なさってくれないでしょうか?
完成してから見るんじゃ駄目です。
悦び楽しみ九割減!
間違いない!
そして、蟻鱒鳶ルは皆様の元気や知性や笑顔などなどを栄養としてるんです。
教わりたいのです。
蟻鱒鳶ルは後半戦に突入しています、どうしても皆様の感想や意見が欲しいのです。
どうぞ現場を見に来て下さい。
よろしくお願いいたします。

2012年6月14日木曜日

梅雨の晴れ間

三階の踊り場を作っている。
昼過ぎの一番暑い頃、空から水しぶきがかかった。一瞬は気持ち良いんだけど、身元不明の水しぶき、誰だ。と怪訝な顔して上を見上げた、カラス。
マンションのベランダに置いてあるのであろう水をバッシャバシャ浴びている。
浴び終えるとベランダの手摺に掴まり、バサバサーッとやりやがる。まことに気持ち良さそうに。
それを三回ほど繰り返す。カラスしぶきを10メートル程下で僕が被る。文句言っても馬鹿っぽいので、しばし見てた。

2012年6月10日日曜日

高山建築学校3

倉田先生が亡くなられて12年。様々な人の「高山やめるべし」の声の中、少々無理矢理な技を駆使しながらどうにか続けてきた。
でも、これでやっと胸を張って進めれる。そういう事を思えた倉田家訪問だった。

最近友人に「岡さんは高山で学生に課題を出したりしながら自分のやるべき事を模索し、掴み、それを現実として、東京で蟻鱒鳶ルを作ってるわけだよね」というような事を言ってもらえた。
まるっきりそうだ。
高山で僕が感じてきた小さな種を、高山で発芽させ、これはいける!という思いで蟻鱒鳶ルに着手した。
高山建築学校は、僕にとって建築の苗床として機能してくれた。
ありがたいありがたい学校。
でも、もう僕にはこの苗床機能は必要無い。
次の人に渡そうと思う。

高山建築学校をもっともっと良い学校にしたい。

2012年6月9日土曜日

梅雨入り

六月九日、例年より少し遅れて梅雨入り。
この梅雨前線が上がり切り、太平洋高気圧に覆われるとアッという間に、35度オーバーの猛暑、酷暑の日々がやってくる。
そうなる前の梅雨の晴れ間を有効に使ってコンクリートを打たなきゃいけない。
いつも以上に、天気を見ながら、ダンドリ、計画が必要。

2012年6月4日月曜日

高山建築学校�

先日、高山建築学校運営方(吉江、海光、岡崎、夏堀、岡)五人で久しぶりに倉田家を訪ねた。
前回の話し合いは(高山やめるべき)の提案ではじまり、様々な問題点があらわになったものの、結論は先送りという結果で終わっていた。
あれから4年間、それぞれの立場で考えていたと思う。
前回の時よりずいぶん和らいだ雰囲気の中、それぞれの思いを話した。
結果は「まだ結論は出せませんね。このまま続けてみましょう」という前回と変わらないようなモノだったけど、僕には天地のような差が感じれた。
4年前の僕の信頼度は0以下だったのに今回は多少上がっていた。し、何より「やめるべし」の意見は無く、価値はある。頑張ってみよう。という意見がほとんどだったのだ
肩の荷が少し軽くなった。
ドロドロの気持ち悪さが失せ、陽がさし、サァッと風が吹いたようだった。
ちゃんとこれから未来へ繋げれる。

写真は倉田家の犬小屋。コンクリート製。倉田先生と秋沢さんの共作。

2012年6月1日金曜日

高山建築学校

岡啓輔
建築設計を学んだ後、ハウスメーカー勤務、鉄筋工、鳶職人、型枠工、大工などを通して現場経験を積む。1988年より参加した高山建築学校での建築家・倉田康男との出会いから多大な影響を受け、建築をつくる事の根源的な意味を問い続けてきた。(中略)2004年からは東京、三田にて、地下一階地上四階の鉄筋コンクリート製の自邸〈蟻鱒鳶ル〉をセルフビルドによって建設している。独自のアイデアで工法を産み出し、即興性と建築行為の悦びを反映させた、新しい建築の在り方を実践している。

これは広島市現代美術館の展示の時に松岡さんが書いてくれたモノ。
倉田先生との関係を書いてくれてとてもうれしかった。
倉田先生からどれだけ多くのモノを授かったことか。


明日、倉田家に行く。
落ち着いて、丁寧に、正直に話さなきゃいけない。

2012年5月28日月曜日

雨!

空が暗くなってきたなぁと思い、電動工具をしまい始めたら、ドガァッと大雨。
セメントだなんだ慌て片付ける。
10分くらいで雨は上がった。
雨水がポタポタ落ちてくるので、バケツを置く。
ボン、ボン、ボボン!
良い音が響いている。

もう一度雨養生をチェックして今日は終わろ。

岡君!それアザミよ!花が咲いて、種が拡がったら大変!今のうちに切ったほうが良いわ!
朝一で近所のおばさんに言われた。
草刈り鎌を出してアザミを切ろうとしていたら、今度は知らないおばさんが話しかけてきた。
とても貴重な野アザミよ。切ってはいけない、私毎日、花が咲くのを今か今かと楽しみにしていたの。
事情を説明すると
哀しそうな表情で了解してくれた。
切った部分は、部屋の中で花瓶に入れて育ててみたいとおっしゃるので、トゲが刺さらぬよう手拭いで巻いて渡した。

2012年5月27日日曜日

暑いですね。

梅雨入りまで12、3日らしい。
ギラギラの夏になるまでにやる事やらねば。
とはいえ今日だって暑い。午前中に夏日いったそうだ。
どうにか頑張って、明日コンクリートを打つのだ。

太平洋セメント。一袋25kg495円。
焼却灰は少しだけどセメントの原料になる。セシウムちょい心配。
消費者はもちろんだけど製造業、建設業など原材料に直接触れる人の安全も、国は真剣に考えて欲しいものだ。
先日、建設業者のアスベスト被害裁判、負けてたなぁ〜。酷い国。

2012年5月25日金曜日

高専

3日前の事。
やぁ、岡さんと声がして下を見ると木更津高専の五十嵐先生ともうひとかた。
下りて挨拶をすると、有明高専の氷室と名乗られた。
記憶を辿り、化学科の先生ですよね?と尋ねるとそうだった。
学生の頃、翌日の山登りの準備をしていて、トイレ紙が無い事に気付き、部室から近かった化学科棟のトイレから失敬しているところをある先生に見つかり結構厳しく注意された事がある。そのショボ過ぎる経験のその先生が氷室さんであったはずだ。
その事を思い出し、ニヤケる僕に氷室先生は
有明高専に来て話してくれませんか?と提案してくれた。
僕なんかで良ければ喜んで行きますが、僕なんて学生に毒過ぎるとも思うんです。(トイレットペーパー泥棒ですし、、、)

有明高専。15才から20才までの5年間、建築の基本を学ばせていただいた大切な我が母校。

2012年5月24日木曜日

遠足

小金井の保育園 回帰船の年長組の五人が現場にやって来た。
徐々に慣れてきて、現場全てを触る勢い。アチコチに行きたがる、チャレンジ精神旺盛。
今回は、鋸で木を切ったり大工作業にも挑戦。

写真家の本多晃子氏が撮りまくる。

2012年5月23日水曜日

先日、北アルプスで山小屋を営むジロウさんと呑んだ。
最近、数年かけて山小屋を作り直したそうで、その話が面白かった。
標高が高く、道路もない場所に建築を作るなんて、滅多にはやれない困難な工事であるわけで、やるからには真剣に勉強してこだわって作ったそうだ。
だいたい建材の運搬をヘリコプターに頼むだけで1トン十数万円かかる。
ジロウさんは、信頼出来る大工さんを探し、コンクリートの事もちゃんと勉強し、木材は日本のアチコチを訪ね直に買い揃えた。
100年はもたせますよ。2、30年で駄目になるってそれは建築じゃなくってゴミです。
ゴミの話なんてやめましょう。建築の話をしましょう。
真っ当だ。

岡は元登山部で、今でもとても山に憧れている。
蟻鱒鳶ルには、その思いも込めている、つもり。

2012年5月21日月曜日

朝、キンカン見ました。

ここ数日は、友人や初めての人たちやと呑んで話してでした。
大会議大ブームも来てるし、
で朝は金環日蝕見て、

ただ今、激グッタリ。
力が出ない。
でも、バリバリ元気になりました。
自分の中のショゲモードがサッパリ去った。
バグパイプとアコーデオンに向き合うミチル君の真摯な態度
清さがあるよな、見習おう。
作る時は雑念ぬぐわなきゃだよな。
物に失礼だ。

2012年5月19日土曜日

いい天気

朝から型枠解体、形が複雑だから簡単じゃないんだけど、あの手この手、時にはコンクリート割りながら昼前には形が現れた。
どうよ。
自分で作った気がしない。人工物なのか?とすらよぎってしまう。
でもバッチリ!うれしい〜!ニヤニヤ止まらず。
岡土建式柱頭。
世の中デビュー!