マイアミが今夏の高山建築学校のステートメントを書いてくれて、フライヤーのデザインをしてくれました。
そしてもう直ぐ京都でイベント「会議船バップンカッ!の航海訓練」です、僕もボンヤリしていて全貌わかっていないんだけど、次々に発せられるマイアミからの情報に興奮してきました。(FBにドンドン上がってます)
以下マイアミの文章です。
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日々の会話を、社会という船を進ませるエネルギーにまで高める為の訓練の場が、この「会議船バッブンカッ!の航海訓練」です。
この船は地上の星である「場」を巡り、航海をする会議船です。
私は1999年春に吉田寮食堂で「つるのおんがえし」という個人史上に燦然と輝く、すばらしいイベントを、数えきれない程の多くの方々の協力を得て主催しました。同年8月には建築家の岡啓輔氏に誘って頂き高山建築学校に初参加します。
高山建築学校は岐阜県飛騨古川町の数河高原という世界有数の豪雪地帯にある夏期限定10間日の建築の学校で、主に鉄筋コンクリートでの自力建設の技術を体験学習しますが、それだけに限らず様々な方向性のプロジェクトを参加者がその場で得た着想から展開していく、カリキュラムの無い、非常に即興性の高い学校です。
私はその後も断続的に高山建築学校に参加し今年は学校開催のステイトメントとフライヤーデザインを考える大役に立候補し、その役目を任せて頂きました。
今回の吉田寮食堂での企画を思い付いたきっかけは一通のメールでした。高山建築学校参加者でもあり元吉田寮生でもある「ごへ君」からのメールに次の様な一文がありました。
「京都の人向けに、高山建築学校への参加者を募るようなイベントが出来たらいいなと思ってました。吉田寮がこの春から、募集停止になりそうで、100年を越す木造の寮の今後が危ぶまれていて、建築サイドからのフォローを求められてました。」
この一文を目にしたその時でした。吉田寮の「自力補修」を掲げたイベントを以前ごへ君が企画していたのを思い出しました。「とても良い事を思いついたぞ!」「吉田寮の老朽化の問題を話し合う会と高山建築学校の参加者募集の説明会を一緒に開催しよう!」と、私は思ったのでした。
「.....時間の経過とともに木材が朽ち、壁がひび割れると、人々は自発的にそれらを交換し修理した。手狭になって追加の部屋が必要になれば拡張し、仕様を変更した。職人の技能とその継続性は人々の間に自然に育まれ、生き続けている。我々には哲学は存在せず、外部との比較の基準ももたなかった。この、常に生き生きと活気のある文化こそ生き続ける文化遺産であり、数十年前に開発と近代化が到来するまでの間、過去何世紀にもわたって継続してきたものである」『生きている歴史的建造物の保全:その衝突』 ブータン内務文化省文化局 歴史的建造物保護課エンジニア カルマ・ワンチュク
46億年前 地球誕生
1913年 京大吉田寮建設 (設計者 山本治兵衛 永瀬狂三)
1935年 東大駒場寮建設 (設計者 内田祥三)
1971年 3月 福島第一原子力発電所1号機の営業運転を開始
1972年 初年度高山建築学校開校
1973年 第一次オイルショック
1999年春 京大吉田寮にて二日間のイベント「つるのおんがえし」
2001年 東大駒場寮廃寮
2001年 京都市東北部クリーンセンター竣工
2004年11月 岡啓輔 「蟻鱒鳶ル」セルフビルド開始
2007年 iPhone(初代)発売
2011年3月11日15時36分 福島第一原子力発電所爆発事故
2014年 9.11メモリアルミュージアム完成
2016年7月16日17日「会議船バッブンカッ!の航海訓練」
2016年8月10日 2016年度高山建築学校開校
2020年 東京オリンピック開催?
2038年 南海トラフの巨大地震 尾池和夫著
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