自然素材、人間の手技などに興味を持ち走りまくってる友人・林剛平が、
竹工芸の人間国宝の勝城蒼鳳さんに学びに行って作ってもらった蛇籠。
(蛇籠は、この中に石を入れ川の流れを変えたりするのに使うモノ、)
その内側に農業用のビニールを仕込み、ぶら下げ、コンクリートを打設した。
膨らむコンクリートをシッカリと受け止める美しい蛇籠を見ながら、
気を高め作業した。
作業終え、タロウと花見!
上手くいったねーーー!!!
「蟻鱒鳶ル」読みは「アリマストンビル」、友人マイアミが名付け親です。2005年の着工以来、沢山の友人達に手伝ってもらいながら、植物のように、ゆっくりゆっくり出来ている小さなビルです。 蟻鱒鳶ルのコンクリートは、上質の砂とジャリを使い、水セメント比は37%、少しずつの量を箕で丁寧に型枠に入れ、一週間以上水をかけながら養生します。出来たコンクリートはギュッと詰まった感じです。ある研究者には「200年以上保つ」と言ってもらえました。 200年!!想像も難しいとても遠い未来です。 「蟻鱒鳶ルを200年残す価値のある建築にする」事は、凡才の僕にとって身震いし、足のすくむ仕事です。 でも、もう信じているんです。 蟻鱒鳶ルの在る未来を。
2018年3月26日月曜日
2018年3月8日木曜日
本
本が出る。
僕は本を読めない人なので、文章もま〜書けない。
ここ数年、ツイッターとブログが良い稽古にはなってるけど、読まない人間は言葉のボキャブラリーが兎に角少ない、長い文章を構成していく脳も無い。
だからキホン、しゃべり続けただけ。
ライターの萱原さんは飽きもせず聞き続けてくれたし、夏の高山建築学校にも参加してくれた。
四年くらいかかったのかなぁ、編集の柴山さんは、一冊の本にこんなに時間がかかるのは初めてですよと、苦笑いしてた。
遅くなる原因は、岡のチェックの出来無さ、
自分が喋ったモノを読み易く萱原さんがまとめてくれただけなのに、原稿を読めない、何時間も何時間もかけ、何度も何度も読んで少し意味が解ってくる、、そして「こういう事じゃ無いんです、、」とブツブツブツブツ、どう言って良いのか分からないモドカシイ自分の気持ちを又喋る。萱原さんが修正してくれる、、それを読んで又ブツブツ修正をお願いするの繰り返し、。
ダメだ〜無理〜、何度も諦めかけた。
でも柴山さん明るいし、。
タイトル「バベる!」は途中まで却下され続けてたんだけど、
ある時、なんだかシックリいったんです。イケる!って。
で、数日前「バベる」は若者言葉にあるらしいと小耳に挟み調べてみた。
【うまくコミュニケーションがとれずに言葉が通じないこと。
会話が成立しないこと。話がかみ合わないこと。】
ふむ。
筑摩書房から4/17発売、2200円+税。
よろしくお願いいたし鱒。
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