2013年12月28日土曜日

2013打ち納め

今日で今年の打ち納めでした。
写真の真ん中辺りの型枠、2.8バッチ。(最近は残りの量を正確に計算して0.1バッチ単位で打ってます)
2014年は、もっともっと集中して、真剣に丁寧に打ちます!乞うご期待!!

今日は、夕方から左官の親方に忘年会に呼んでもらっているので、四時前に作業終了。

2013年12月27日金曜日

どうも

風邪の時ってどれだけでも寝れるね。10時間寝たけど眠い。
ごちそうさんを、布団の中で音声だけ聞いて、うーうー言いながら起きる。
あまり無理はしたくないけど、これしきで休んじゃいられない。
時折小雨が降り辛いけど、鼻水垂らしながらロードー。
外仕事は、風邪がバシッと治せません。しゃーない。
明日、どうにかしてコンクリートを打つのだ、今日中にその準備。
型枠の仕上げ、作業経路の片付け、骨材他の計量など。
午後、食欲も無く弁当も食べず、一階でボーッと休憩していたら、建築家の中山英之さん!
ハッ!
どうも、、、と挨拶。
「近くに来たので、すぐ行かなきゃいけないので、、。」と、手土産のビールを渡してくれる。
「応援しています」と言ってくれる。
ありがとうございます!

写真は最近いただいたモノ達。
数日前、町内会のおじさんがドンとビールを置いていってくれたり。
そう!昨日はゴーへー君ファミリーが来てくれ「熊の胆」も貰ったのだ。
熊の胆!凄いらしい!二日酔いの時にちょっと舐めるだけで効くそうだ。
聞かなかったけど、ゴーへー君の手製かな?

みなみな皆様!!有り難うございます!!!

今日は、この後布団の中で充分に養生し、明日のコンクリート打設に備えます。

2013年12月25日水曜日

森川作!

森川さんが、今日持ってきてくれた型枠!
塩ビパイプを同じ寸法で切って、ギッシリ敷き詰められています。
この上に農業用のビニールを被せ、コンクリートを打設します。
さ、あ!どうなりますか!
マルマルポコポコポコ〜!

型枠作って下さい。ナイスでも、ヘッポコでもOKです。
頑丈であれば、何度も何度も打設します!
まずは、現場に来て岡の「型枠とはこんなです。」の3分レクチャーを聞くべし!

ガタピシ冬を乗り切るのだ。

これは、昨日の終業ちょっと前の写真。
三階壁南西角辺りの三段目を打つために足場を作り出しているトコロ。
近頃急に寒くなってきた。平均気温が5度以下になるとコンクリートを打たないようにしているので、これから一月半ばくらいまでは、天気予報の気温予想をにらみながらの作業になり、そこ過ぎると二月半ばくらいまでは、コンクリート打ちは休みになる。
写真の鉄筋辺りを一月半ばまでにやり終えるのが今の目標。
日が暮れ家に帰り、夕飯にクリスマスイブらしく、スパークリングワインを飲み食事をすませると、熱っぽくなってきて早々に横になった。
ぐったり寝た。また風邪のようだ。こじらせないようにして、二、三日で鎮めよう。
今日の午前中は足湯。と洗濯。午後は、作業頑張るけど、夕方にはグッタリだろうな。

聖夜は、三田の聖坂へとお誘いしたいとこなんですが、なんせこのザマ。
皆さん、メリークリスマース!!

2013年12月21日土曜日

まちと演劇

マイアミに教わって「まちと演劇」というシンポジウムを聞きに行った。(慶応三田)
僕は、大道芸をやったり、岡画郎をやったりして、街で表現をやることの意味をそこそこ考えてきたんだけど、ちっとも考えていなかった側面の話しがドンドン出てきて、甘かったなー、と反省とかしながら聞いていた。
何にも勉強らしいことしなかったから(今日の話から持ってくると「鍋の勢いでいつも何かが決まり」)ついついなんとなく、感覚的にやってきただけ。歴史的な流れも、現時点での他との丁寧な比較も無かった。
建築の人が、街や都市などの共同体の事を語ることには多く触れてきた。
し、そこでは僕もそこそこ語れる言葉を持っている。
でもジャンルが変わるだけで、「まち」の捉え方がガラッと変わる。
他へ出かけなきゃな。
このへん、ちゃんと考えにゃ、蟻鱒鳶ルが生きん。

2013年12月20日金曜日

日記

「今日は降ったり止んだりだってよー、起きろー」
と千秋に言われ、モソモソと布団を出る、8時。
ごちそうさんをぼーっと見てコーヒー飲んで、降るのかー、作業どうしようか?と考えながら糸一本だけズボンの裁縫。梅雨じゃあるまいし三日も降りやがって、とブツブツ。
そんな事してたらちょっと遅れて始業9時15分。
小雨が降ってる。でも、そんなに寒くないし頑張ろう。年内に最低二壁は打ちたい。今日の段取り間違えるとその作戦はダメになってしまう。
小雨なので電源はいれず、次の次にやる壁の鉄筋作業をやる。
朝食を食べてないので10時の休みに、チャチャっと牛丼ミニサイズ。セール中で190円。帰りに立食い蕎麦屋の玄米弁当560円も買う。
一時過ぎまで一気に作業。ダンドリ良く進み鉄筋組み終える、ヨシ!
アパートに帰り弁当。ご飯は半分おかずも少々残す。
iPadをチェックして、糸二本だけズボンの裁縫。現場へ戻る。
雨が降り始めてるので着替える。2時には取材の人が来る。
ちょうど同じ時間に早苗さんも来てくれた。
早苗さんが伊勢に行っていたのはFBで知っていた。お土産を貰う。
早苗さんゴメンね、、。と謝り、取材の二人と街へ。
近所の良い喫茶店は全滅した。
ちょっと悩んでサイゼリア。5時くらいまで、ぺちゃくちゃと独演会。
ふむふむと丁寧に聞いてくれる、ありがたい。
取材が終わり外に出ると雨は上がっていた。
後でニュースで雪混じりだったと知った。東京港区初雪。
決まっていた取材だけど、作業が出来ない時間にちょうど雨が降ってくれたのは儲けた気分。
アパートに帰ると、ほとんど一緒に千秋も回帰船から帰ってくる。
夕飯を待つ間またズボン縫い。
明日から忘年会とかが続く、段取り良く、兎に角、ちゃんとやって年を収めよう。

2013年12月18日水曜日

起きてよ

僕の健康法の真ん中は「寝る」である。
基本八時間はベットにいる。
ので、たまに考え事とか始まったら寝ないで考え続ける事にしてる。
日頃沢山寝てるので、平気。

川合健二邸、深い闇の体験だった。
コルゲートがそもそも地下に埋めるものだから、洞窟っぽさが強くイメージされる。
鉄の洞窟の中に寄り添い生きてきた川合家三人の記憶が詰まった様々なもの、どれだけあるのかわからない蔵書、それらが埃をかぶって暗闇の端にジッとしてる。
使われていないであろう部屋も、時間が止まったようにただ静かにある。
窓もなさそうな一番の暗闇は、寒さをしのぐ防寒の部屋で、壁、天井が銀色の素材で覆われ、宇宙船を思わせた。健二さんは南極越冬隊の為の建築もやったそう。
鉄の洞窟で暮らしは、太古の暮らしを呼び起こしたであろう、血が騒ぐ。
小さな花子さんは、この静寂の暗闇の中で、様々なものと対話しながら、静かに暮らしておられる。
この建築に鍛えられた強い精神の人だと感じた。
甘えちゃダメ、鍛えながら生きるの。
花子さんは、確かそんな事をおっしゃった。
闇が欲しい。

今、止まらなくなったのは、蟻鱒鳶ルの屋上を巡っての。
最大のハークネステーブル(?)。星の下で会議、会議が続く。
蟻鱒鳶ルの操縦席。
あちこちに穴ボコ。そこでくるまって寝る。
流れ星見る台。星星と森。
天水池。

ヤバイぞ屋上、何をやるのか、お楽しみ。

文書き出すと眠くなる。

2013年12月16日月曜日

足場

足場作業はやりたくない。
建築自体の作業だけをやりたいから、なんかヤル気がしない、しょうがないか〜といつもブツブツ始める。
そんな気持ちでやるからか、上手い仕事にもならない。
でもね、やんなきゃいけないのだ。しかも機能的に安全に。
そして、足場作業で一番嫌なのが、歩道の上。
今日はその作業。北風が強く、あまり人が歩いていない時間やる。辛い、、。
でも、気を引き締めて、集中力アゲアゲで。
下を通る人に最大限気を使いながら。
気疲れする、しかも寒かった〜。
今日から、現場は冬モードとする。

2013年12月14日土曜日

ニューフェイス

今日は、足場作業がほとんどだったので、最近あまり履いてなかった地下足袋をシッカリ履いて作業。やっぱり地下足袋は良いね。安定感、安心感。足の裏の感覚が鋭くなり、足の裏でも考えてる感じになるんですよ。

歩道上の解体作業を、人通りの多い日曜にやったのはミスでしたね。見学の人が多くて、話しかけられ中断することしばしば。
でも良かったのは、熱心に見てる女の人が話しかけてきて、
「ここ、何で知ったんですか?」と僕が聞くと「アナログフィッシュのファンなんです。アキラさんが一度ブログに書いてたから、、、。」大阪から来たそうだ。又来まーすと。
一昨日見舞いのドリンクを持って来てくれたアラキさんも、うちのちあきも熱いファン。
フィッシュと鱒だからね。

さ、どうかね、この出てきたコンクリ。また飛ばし過ぎたか、、。
植物っぽくとか思ったんですがね。
考えよ。

2013年12月13日金曜日

今年もあと半月ほど

チョイ風邪なんでね、滅多にのまない風邪薬をのんで、アラキさん差し入れの朝鮮人参ドリンクをグイッとやって働きました。
今日は、コンクリート打設。3階の西面の一部。*写真の青い材木の辺り*
量は少なく2.7バッチだったんで、お昼頃には打ち終えました。
友人三人が来て昼食。
ジローの本店で食べたんだけど、コンクリ打ちより疲れるね、
グターとして、夕方までヘロヘロ労働でした。

さ、今年も残り半月ほど、頑張るぞ〜!!

2013年12月12日木曜日

少しづつ見えてくる。

ツイッターから小沢健二さんの講演内容が入ってきた。わかるなーと思って読んだ。
先日、大学で建築を教えてるNさんに「今、建築は性能評価の事ばかりが言われて、大学教育もそうなりつつある、、、。」と聞いた。
未来世紀ブラジルで観たような政府に徹底管理されたつまらなくって幼稚で滑稽な社会が現実化しつつあるんだなと思った。
ツイッターで、石山修武さんの言葉を見た「人が人のフリをしている、街が街のフリをしてる(朧記憶)」
ツルんとした、生きた感じがない、いい子ちゃんばかりの、感情が死んだような社会。

なんとなくはそう思っていた。
蟻鱒鳶ルはそういう流れに抗う杭だと思って建てていたけど、間違いじゃなかった。

先日体験した、川合邸のような激しい生命感。あの強さが欲しい。

岡の作ってるのは、イカズチだからな。と言ってもらえた。
イカヅチか。
イカヅチだ。

メモ

「どうも、あの、人を助ける時の、がむしゃらな、鼻水の飛び出るような、パンツ一丁になって池に飛び込むような、その時にズボンが足に絡まって転ぶような、滑稽な、みっともない、赤ら顔をした、怒りの混じった、あの感じ」(「企業的な社会、セラピー的な社会」より)

ネットで、オザケンの言葉なんかな、この人は良い事言うなー。

ドン・キホーテ

何年も前に、箱入りの全四巻を買ってるんだけど、いつものようにまるで読めないので、しょうがなしと思い、神田で子供用のを買ってきて読み始めました。
まだ、少ししか読んでないんだけど、ドン・キホーテさんどうしようもないアホ。
妄想が現実とごっちゃになってる。
目標もショボい。ある女の人にモテたいらしい。
今まで、大した努力もしていない。そんなショボなのに、何かデカイことがやりたい、自分の力は凄いんだと、信じてしまってる。そして周りの人を巻き込み、迷惑かけながら突進。アホアホアホ!

でも、大切なんだ。
多くが間違ってたとしても、本当の目標が何なのか自分ですらわからなかったとしても
勇気を勘違いした、ただのバカな無謀だったとしても、
ほぼ全てがだいたいいつもそうなるようにただ失敗して、ズッコケた人生になろうとも、
進み出さなきゃいかんのだ。
その行動が、ただの無謀を勇気へと引き上げ、
寝ボケた目標を、意味のある目標へと引き上げてくれるんだ。

そういうことを思って僕は蟻鱒鳶ルを作っています。

子供用のが一月以上かかるだろうけど、これはちゃんと読まなきゃな、
大切なことを教えてくれるはず。

良し、現場に出よう!(ちょい風邪で、葛湯、足湯をキメ家事をしてました)

2013年12月11日水曜日

型枠ワクワク!

少し前にただ偶然、蟻鱒鳶ルにやってきた美大生が今日又来てくれて、一緒に段ボールで型枠の模様を作りました。
アイデアの無い僕はただの文字。
彼女は、段ボールを破りながら構成してくれました。
やりたい!という人どうぞ!早い者勝ちです!
あなたのイケてるデザインを蟻鱒鳶ルに刻むのだ!

2013年12月10日火曜日

川合邸3

フと現れた自分のアイデアを信じる。それを補強する自分の知を鍛え続け、ビビることもあったろうけど勇気を奮い立たせ、突き進む。
それでも、それが現実としてあらわれた時ピタッとこない感じ、無理無理の矛盾がどうしてもダサーく現れてしまう事があったと思う。
でも、48年という長い歳月が、その激しい矛盾との格闘をも含め、全く堂々とした真実へと昇華している。
川合邸物語の一番の主人公健二さんは二十年近く前に亡くなられているが、オントシ93の花子さんが一人で、そのピターッときた真実に囲まれ暮らしておられる。
花子さんは93とは思えぬ、明晰さ、明るさ、可愛らしさをもっておられた。

人は、当然のように建築に作用する。でも逆に建築も真っ直ぐに人に作用してくる。
人と建築が共に育っている。
夢のような素敵な現実だ。

俺もがんばる。

川合邸2

川合健二さんという人はホント独自で凄まじい。こういう人を天才というのだ。
「川合健二マニュアル」という本が編集出版組織体アセテートというトコから再販されるから興味ある人は買うと良いですよ。又すぐ売り切れるだろうから急いで!
この本によると健二さんは、商業学校出て、ちょっとあって、冷蔵庫の中古販売業を始め科学の世界に入る、うんぬんあって、丹下健三事務所にひっぱられ、旧東京都庁などの設備設計を担当。1971年にはディーゼルエンジンによるトータルエネルギータワープラントなるモノを設計されている。建築学会賞なんてのもチョロっと受賞。
たたき上げの科学の人。エネルギーの事、資源の事、地球の事が一体となってこの人の頭の中でハッキリとしてたんだろうな。
玄関脇に、ボロボロのポルシェがあるんだけど、免許を持たない健二さんにとってそれは運転するようではなくって、時々エンジンをかけ、エンジンそのものを体感する用であったと。
地球を掘って出てきた鉄が、錆び、再び地球に戻っていくのはとても自然な事だ。ポルシェもコルゲートの家もそれが良いと。
カッコ良過ぎる!

2013年12月9日月曜日

川合邸

川合健二さん(1913〜1996)が、1965年に愛知県豊橋市に作られた住宅。(僕と同い年の48才だ)
土木用のコルゲートをゴローンと地上に転がして暮らしているだけなので、当初は不動産税を払う必要がなかったと聞いている。
学生の頃、石山修武の著書で知り衝撃を受け、二十代前半の頃に一度、自転車こいで探しに行ったけど見つからずガッカリ、それから二十数年後、やっとやっと出会えた。
この、潔さ、迫力、知性、勇気、、、、。たまんない。

2013年12月8日日曜日

明日の予告

ふふふ、行ったんだぜ!
中も!
明日自慢しまーす。では、おやすみ。

粉雪舞う高山建築学校

ある海外の大きな建築の展覧会に、高山建築学校を出してくれるそう。
その資料、展示物集めで粉雪舞う高山建築学校へ行った。車二台、ヒト四人。
去年、今年の夏、高山建築学校の片付けが随分進んでいたので、収集作業もスムーズに終わる。
夜までかかったら、とんでもなく寒いからね。良かった。

写真は、今まであった蔵に登る梯子が壊れてしまったので宮田さんが新しく設置してくれた梯子。土台はコンクリート製。ついに宮田さんが高山でコンクリートを打った!上手い作業だな〜。

2013年12月6日金曜日

タモリ倶楽部

タモリ倶楽部で取り上げてもらえた事はものすごく良かった。
影響力のとても大きい番組なんだな〜、と強く感じている。
今日も「タモリ倶楽部を見ました」という女性が来てくれた。
再開発の事を心配してくれて、
最後に「二日酔いでぼーっとしててすみません」と謝ると、
すぐに液キャベとホットレモンを買ってきてくれ「差し入れです!頑張ってください!」と。
うれしい、ありがとうございます!

兎に角、訪問者が多くて、ほとんど何の相手も出来てないんだけど、真剣な眼差しや、ものすごい笑顔に、僕は、凄い力をもらっています。

ありがとうございます!
頑張り鱒!!!!!!!!!!!!!




最近は、差し入れを持って来てくれる人

金曜はラジオがオペラなので、気をつけないと変なテンションになっちゃう。

ハードな3日連続酒トンネルを突破して、どうにか気合いで働いています。
十二月は、辛いね。
皆様も飲み過ぎないよう、風邪ひかぬよう気をつけてお過ごし下さい。
写真は、向かいのお稲荷さんの銀杏。どうにかして型枠に出来ないか思案中。

2013年12月5日木曜日

再開発の工事がはじまった

ガラガラガシャーン、ゴンゴーン
再開発の為の解体工事が始まっている。
蟻鱒鳶ルの裏、インターナショナルスクールが壊されている。
二年くらい前だったか、現場にカワイイ置き手紙があって「どうか、私たちのクラスに来て、建築の現場の話しをして下さい」と書いてあり出かけて行った学校。
外国の子供達は、はち切れんばかりに元気で、楽しい授業をやらせてもらった。
でも、もう瓦礫の山。

再開発で蟻鱒鳶ルをどうするかは、月に一度ほど、近所の居酒屋で呑みながらあーだこーだ話し合ってはいる。
12月中に、正式な提案がなされるらしい。
昨日もその会。大林組の人二人と住友不動産の人と僕の四人。
曳家案は、出されてはいるもののお金がかかり過ぎるようで、現実味は無いようだった。

さ、集中。
生き残る道をちゃんとひくんだ。
沢山の人に相談もしよう。

2013年12月1日日曜日

グラフィティの事

いつかグラフィティとかガガーッと描かれる事があるだろうな。と予想してたし、そうなった場合どう対応しようかとも随分考えていた。
山手通り沿いの松岡正剛さんちの塀とか、大阪のアメリカ村の黒田征太郎さんの絵の周りのグラフィティとか、良いなと思って見ていた。
アメリカでもヨーロッパでも、グラフィティがカッコイイ都市はイケテて、田舎街のグラフィティはショボくダサい。
だいたい僕は、路上でいつもパフォーマンスしていた男だ。
警察に捕まっても、捕まってもやっていた。道交法違反とかでね。
それでも、都市で、路上で、何か表現をしたい。するべきだ。という思いが大きかった。
8年間やっていた岡画郎だって、ビルの壁面から都市に向かって表現し続けてたわけで、それはグラフィティ的な試みだったとも言える。
都市は、ビル所有者だけの物じゃない。
寝ぼけた建築家が、アイデアも、情熱も、愛情さえもないような退屈でつまらない建物を作り続けるのなら、俺らがスプレーイッチョで面白い街にしてやるぜ!
僕は、そういう思いを良しとする人だ。
覚悟決めてリスク背負って、やればいいと思う。
そんな事をムニョムニョと考えていた。

でも、考え抜いてなかった。
「真剣に蟻鱒鳶ルを作りさえすれば、グラフィティの人達も描くことは無いだろう、、、。」
とボンヤリしてた。

そしたら、グラフィティと呼ぶにはあまりにもお粗末な、犬のシッコか、暴走族の◯◯参上レベルのが描かれてしまった。

ま、昨日一日、ガックリしたし、オロオロした気分になったけど、しょうがない。
とりあえず消すことはせず、当分考えようと思う。

昨日買ってきたジャリ・砂

朝一で地下に降り、昨日買ってきたジャリ・砂を見る。
静寂な中に大きな山二つ。
砂の山は、柔らかな感じで、何か巨大な生物のよう。
これで又数ヶ月は作れます。
がんばっぺ。
んだ、んだ。

今日は日曜日だったので、訪問者が多かった。五人。
ジッと真剣な目で見てくれる人。
丁寧な質問をしてくれる人。
ニヤニヤが止まらない感じで見てくれる人。

ありがたい事だ!