いつかグラフィティとかガガーッと描かれる事があるだろうな。と予想してたし、そうなった場合どう対応しようかとも随分考えていた。
山手通り沿いの松岡正剛さんちの塀とか、大阪のアメリカ村の黒田征太郎さんの絵の周りのグラフィティとか、良いなと思って見ていた。
アメリカでもヨーロッパでも、グラフィティがカッコイイ都市はイケテて、田舎街のグラフィティはショボくダサい。
だいたい僕は、路上でいつもパフォーマンスしていた男だ。
警察に捕まっても、捕まってもやっていた。道交法違反とかでね。
それでも、都市で、路上で、何か表現をしたい。するべきだ。という思いが大きかった。
8年間やっていた岡画郎だって、ビルの壁面から都市に向かって表現し続けてたわけで、それはグラフィティ的な試みだったとも言える。
都市は、ビル所有者だけの物じゃない。
寝ぼけた建築家が、アイデアも、情熱も、愛情さえもないような退屈でつまらない建物を作り続けるのなら、俺らがスプレーイッチョで面白い街にしてやるぜ!
僕は、そういう思いを良しとする人だ。
覚悟決めてリスク背負って、やればいいと思う。
そんな事をムニョムニョと考えていた。
でも、考え抜いてなかった。
「真剣に蟻鱒鳶ルを作りさえすれば、グラフィティの人達も描くことは無いだろう、、、。」
とボンヤリしてた。
そしたら、グラフィティと呼ぶにはあまりにもお粗末な、犬のシッコか、暴走族の◯◯参上レベルのが描かれてしまった。
ま、昨日一日、ガックリしたし、オロオロした気分になったけど、しょうがない。
とりあえず消すことはせず、当分考えようと思う。
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