2014年6月30日月曜日

六月三十日です。

今日の作業は、型枠の整理棚を作り。そして完成。
ほとんどの型枠が片付いた。バッチリ!
そして、今から、集団的自衛権のなんとかに反対しに、官邸前のデモへ。
そして、ダサいのだが、今月ラストの今日、もう一息で先月のブログのページビューを抜くので、本日ブログ2度目の投稿!小さい目標をコツコツとこなすのだ!

六月二十九日

朝早くに、FBに連絡が入る「今から三田へ向かいます」
上尾に住むヤンツーから。
故郷の友人、中一の時は二人で美術部に入って油絵描いたりしていた。
何年ぶりだろう、、二十数年か、、。
朝、九時にはビール片手にやって来た、昔と何も変わらない人なつっこい笑顔。
世間話をしたりしながら、蟻鱒鳶ルを案内。
昼飯後は、海まで歩き桟橋でボンヤリする。(呑みながら)
「すまんね、仕事の邪魔して、、。」と何度も言ってくれる「いいんだ、たまには」昼にこの桟橋に来るのは滅多に無い、風が吹きまったくいい気分だ。

そろそろ帰って働くか、、。と言ってた頃、名和さんから電話。
「今、沖縄宮古島の建築家の人と、家族で蟻鱒鳶ルに来たんです、、」
ヤンツーごめん!現場戻んなきゃ、、。
喋りながら駅へ、今度は、息子も連れておいでよ。じゃ!と別れる。

名和さん、宮古島の伊志嶺さん。
少ししてユミさんとカワイイ名和姉妹も。
アレコレ喋りながら、名和さんに再開発のことも報告。
名和さんには、再開発のことで、相談にのってもらったりとてもとても世話になっている。
僕が、うにょうにょと決まり切れず悩んでいても、名和さんは、スパンと言い切ってくれる。
そうすると簡単なもので「ヨシ!それでいこう」と、気持ちが定まる。
ありがたい。

名和さんたちを送ると、バケツひっくり返した級の雨。
あまりの凄さに、傘を持っているのに、雨宿り。
雨を見ながら考える。
考えて、腹を決めて、行動したことだけが僕の人生になったいく、、。

どうにか部屋に帰り着くと、ビール数本の酔いでパタンと寝てしまう。
ここ数ヶ月悩んでいた不安が、
ザーッと流れていったようだった。

写真はヤンツーのFBから勝手に。

2014年6月28日土曜日

型枠解体

午前中、少しだけ作業。
打設から一週間が過ぎたので、もー我慢出来ない!
雨で作業もなかなか出来ないし、、、。
新潟から見に来てくれた学生さんもいたので、雨の中ダダッと解体。

雨に打たれて、写真はバシッとしてないけど、なかなか良いよ。
ミダ庚申塔も、バベルの塔も。
ルーター絵彫りは、展開出来るね!!

2014年6月26日木曜日

今日の作業

朝、まったくの曇天だけど降水確率は低い。
一気に洗濯。久しぶりの洗濯で、洗濯バサミが足りないほど。
屋上の干し場占領するかのように干す。
食パン切れてたので、ゆで太郎で朝そば300円。
作業スタートは10時。

梅雨は段取りが難しい、、砂利も買いに行けてないし、、。
いつ打てるかわからないけど、昨日の作業を続けることにする。
端材でチャカチャカ型枠を組む。
組んだら、これ以上鉄筋をサビさせたくないし、早目に打たなきゃいけない。
雨を読み切ってやらねばならぬ。
オレ、最近天気予報ばっかり見てるよ、、。

端材型枠、只今、鋭角にグイッと尖らせ中。

夕方、用事があるので、4時過ぎに作業終了。

2014年6月25日水曜日

梅雨空

「オカさ〜ん!オカさ〜ん!!」
と呼ぶ声。元気な明るい声、、、。
誰だろ、この爽やかな声、、歩道側までいき下を見る、誰もいない。
アレ?
「オカさ〜ん!」
エ!?斜め上から!
向かいの女子校の生徒さん数人であった。
「がんばってくださーい!」

グダグダの梅雨空の下、爽やかな光線を浴びたよう。

そして、今日も又降り出した。

写真はなんとなく。このクネクネの細い柱、蛭子能収さんがとても褒めてくれた。

TASKEサンキュー!

友人のTASKEです。
詩人、ミュージシャン、お笑い、イベンター、、、、。
いくつかの障害を抱えているけど、ショボい言い訳なんかしない、生き様と呼べる人生を堂々と歩んでる男。
最近は活躍の場を広げ、都内ではいつも沢山のイベントを企画し出演し、NHKのバリバラという番組にもちょこちょこ出ています。(この写真はバリバラのお笑いチャンピオンになった時のもの)

僕は、蟻鱒鳶ルの作業が忙しくなるまで、TASKEのバックダンサーとして、地方回りをしていました(男二人の珍道中、いつも楽しかった)
僕は、その時に(即興で踊ること)を徹底的に試しました。
何に依って踊るのか?
そればっかり考えていました。
基本はTASKEの音楽に耳をすます、お客さんの表情や服装、動き。会場の雰囲気、床や壁の模様、質感。置いてある一つの椅子。照明器具の感じ。会場に入る前に見たその街の雰囲気、さっき食べた焼きそばの味、もう、あらゆることに心を開き、身体を開く。
自分の動き、TASKEの反応、お客さんの反応、ドンドンドンドン自分に入れていく。こうして何かを掴み踊りに持っていく。

ただ、この流れが作動しない事も多かった。
せめてネガティブなモノでも湧き上がれば、チクショー!!と踊るのだが、それすらこない、何やっても白々しいような思いになるだけ。
そんな時は、何もしない。舞台の端に正座したり、寝転んだりしていた。惨めで、悔しくて、、。
TASKEがありがたいのは、それでも「岡踊れ〜」などは決して言わず、そっとしておいてくれたこと。
TASKEがいつもそうしてくれたので、僕は堂々とこの無茶なプランを実行出来た。
そして、稀にだけど、とても良い踊りをやれた。
それは、何よりも大切な僕の宝のような経験となった。
どんな時に、良い踊りが生まれていたか?
たまに上手くいった成功体験を、もう一度やろうとすると、ほとんど駄目だった。
そういう舐めた態度の時は、まぁー無惨だった、恥ずかしいだけ。
だから、予めやる事を決め、設計図を書くような事はドンドンやらなくなっていった。
そういうのは、そもそも、未来にも、今、現在にも真剣に向き合っていないのじゃないか?
未来を信じ、希望を膨らませるのなら、
今ココという一回をとても貴重な機会と捉え、何にも甘えずに、全力で祈るように一か八か賭けるように頑張り抜く。
そういう一回一回の積み重ねだけが、可能性を信じ続けた実績だけが、未来を切り開いていく力になるのじゃないか?
こういう考え方が、TASKEと舞台を重ねながら徐々に強く成っていった。

こうやって建築も作ってみたい!
一品生産の建築は、こんな感じで一回一回の行為を大切にインプロビゼーションとして作っていく事に、ピッタリじゃないか!
美的に凄い最高なモノなどなかなか出来ないかもしれないけど、
生き生きとした建築が、作った人間の数だけ、まるで世界そのもののように現れるんじゃないか?
これは、建築の本質に適ってるやり口じゃないか!

そういう思いに至り、単純過ぎる僕は、コレで建築に突っ込もうと考えたんです。

2014年6月24日火曜日

天井ジャンカ補修完了

どうにか補修としては、なかなか良い作業になったと思う。
コンクリートをギュッと押し込めれた。
葉っぱは、近くの亀塚公園から採取したモノ。
僕は、植物になかなか興味を持てて無く、こうやって使ったモノの名前も知らないんだけど、こういう作業を通して少しづつ興味が高まってきた。
雷がなり、大粒の雨が降ってきたので今日の作業は終了。

2014年6月22日日曜日

一回的

矢部史郎さんという人のブログ「原子力都市と海賊」の「主体について」http://piratecom.blogspot.com/2014/06/blog-post_18.html?spref=tw
から抜粋。

 【一人目の男は、ある冒険を二度は起きないものとして経験した。彼はどのような結果になるかわからない特異で一回的な冒険に身を投じたのである。それに対して二人目の男は、頭で考えた方法で運命を操作できると信じてしまった。彼は良い結果を得ることだけを期待して、のるかそるかの冒険に身を投じる真剣さを失っていた。彼は実践にたいして斜に構えていた。つまり、運命を舐めてかかったのだ。
人間は事物を空間的に把握することには長けているが、時間を把握することまではできない。決定の瞬間、タイミング、流れの形成、チャンスを、あらかじめ把握できる者はいない。決定はつねに賽の目を振るような賭けを含んでいて、その決定がまずかったとしても、時間を巻き戻すことはできないのである。実践はつねに一回的で、だから、特異なのだ。】

僕は矢部さんのように、論理的に考え、キチンとした文章にまとめ上げる事など、まるで出来ない人間だけど、矢部さんのこの考え方の大切さが良くわかる。
こういうことを考え続けた挙句、蟻鱒鳶ルを作ろうと考えた。
建築こそ、つねに一回的で、特異なものだと考えたのだ。

これは、こうすれば上手くいくというマニュアルに乗って作ってしまったら、行為は苦労や悦びなどの様々な感情を失い、ノッペリとしたモノに成り、結果現れた建築は何も語らない死んだような建築になる。
建築の特徴であるはずの、一回的ということを、建築の素晴らしさの最も大切な一つと捉え直し建築を作りたいと考えたのだ。
そうすれば建築はもっともっと生き生きとした姿で街に現れ、
人々にもっともっと様々なことを語りかけるはずだ。


そして、一つ前に弱音とか、頭ガチャガチャなんだ、とか書いたけど、
そんなのは、もうずっと続いてるんです。
僕は、冒険に出てるんです。それは自覚しています。
怖くて怖くて眠れないなんて当たり前です。
でも、それを超える大きなワクワク感があるからやってるんです。

きのう夜中ジッと考えていました。ちょっと見えてきた。
頑張れ鱒!!!
今日は、友達が何人も来て話しを聞いてくれた。
ベリーサンクス!!!

希望を育てた。
信じれるくらいに育ったから、それを現実にする為に冒険に出た、と。

2014年6月21日土曜日

天井面ジャンカ

午後から天井面ジャンカの補修をする。
砂利量を半分にしたコンクリートを横から押し込み、無理しても押し込み、もー入らんになったら、楔を打ち込み底板を斜めに持ち上げる。
固まり具合を見ながら、楔を更に打ち込み、底板全体もジャッキアップする。
どうでしょ、この修理法?上手くいくかな?

その作業の前に公園で何か植物を採取し、底板に仕込む。
良い葉っぱがあるかな〜。

ザバッと力強くて繊細な感じを目指す。

2014年6月18日水曜日

まだ、考えれていない。悩んでるというダサい状態。フン!!

ここ数ヶ月、グルグルぐるぐるしている。
頭の中をほとんど占めているのは再開発の事。
考えまくって、相談に行きまくっていたけど、、なっかなか、、、。
キチンと考える為の、まずの信じれる情報が無さ過ぎる。頭がガッチャガチャだ。
めっちゃ泣きたいー!弱音吐きまくりたいー!チクショーー!!

再開発の人達は「岡さんの家を壊さないように、頑張っています」と言ってくれているが、信じて良いものなのか、わからない、、。
もう一度、確認申請を取り直す為に、隅々までの正確な測量データーが欲しい。と頼まれているのだけど、その測量データーを「潰す」理由に使われるかも知れない、、。

信じるか、どうか、。
ここの判断を間違ったら、蟻鱒鳶ルは壊されてしまうかもしれない。
そう考えると、怖くて、判断が出来ない。

信用しているKOの教授は「やめなさい。岡さんところじゃなくても、後から出して確認が通るような建築物はありません。岡さんは、頑張ったら対抗出来るとお考えでしょうが、大企業にとって、あなたなんて一捻りです。再開発には一切応じずに、行政的な判断で再開発の範囲から外してもらう事が筋です」とおっしゃる。
そうかもしれない、だけど、それはあり得るのか、、?

測量を受け、ダメな点を指摘されたら、、、。
もし、力学的に不足があるとしたら?
厚い鉄板を壁体に貼ってでも頑張りましょう。名和さんはそう言ってくれた。

建ぺい率がオーバーしていたら、僕は何年もかけてコンクリートを削り、修正する作業をしなきゃいけない。
五年とか、かかりそうに思う。それをやり抜く肚はあるのか?

どうなったとしても、決して後悔などせずに突き進む強靭な肚を!
永劫回帰信者だからね!やる!


ほとんどの相談相手に却下されたけど、大林組と住友不動産に「蟻鱒鳶ル保存会」に入ってもらうという筋は、そんなにアホっぽいかな、、。
良い案じゃないかな、、今度相談してみよう。

ぐるぐるグルグルしています!
だけど、必ず、もう直ぐ、肚を決めます!

情報を落ち着いて整理し、自己欺瞞が無いように丁寧に丁寧に考え、グッと肚を決め、何年かかっても行動し、実現させ、自らの真実に高める。
それが僕のやり方だ。

今日読んで、グッときたブログ。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=657540354327983&id=100002160721084
強いられた状況の中で、身を投じるべき瞬間は、それぞれにある。良い結果になるか悪い結果になるかは、誰も保証しない。運命を克服するマニュアルは、ない。それが、自由だ。


 

マスコミ

昨日、放送があったという(知らされていなかった)TBSの番組は、取材から酷かった。
ディレクターを名乗る人は、名刺もくれなかったので名前すら知らない。
いろいろといい加減な感じなのに「タモリ倶楽部と違う視点の番組作りたいんですよね」と軽く言ってる。
(こんなにいい加減じゃ無理だぜ、タモリ倶楽部もっともっと真剣だったぞ)と思う。

(タモリ倶楽部はリスペクトある紹介だったな。スタッフのおかどが知れると言われても致し方ない。<蟻鱒鳶ル)
これは、ある人のツイート。まったく!

リスペクトどころか、興味すらない感じ。(ネタとして使えるな)というレベル。
そして、こういう人は、直ぐにお金の話になる。
「どうやって食べてるんですか?お金持ちなんでしょ、収入も無く、こんな道楽のような事やって…」
こういう質問が、失礼だという感覚も無いのだろう。

出して欲しくないとことかもあるので、打ち合わせをキチンとして下さい。と言ってたのに、それも無し。だから、本番の放送とっても心配してた、、、。

そろそろ本番が始まります、というドタバタなタイミングで
SNSなどに書き込まないこと。
二次使用に対価を請求しないこと。
…………。
イロイロ書いてある誓約書にサインを求められる。
サインしたけど、どんな内容だったかも覚えてないから無視して、ツイートとかするけどね。ブログも書くし。
なんか、態度ダメでしょ、。
信頼作っていくようなやりようが出来てなくって、ドタバタタイミングで誓約書、それで縛る。

勝手に撮って、勝手に編集して、勝手に流す。

マスコミさん、
あなた達の持ってる力は巨大なんですよ。
俺みたいな庶民なんて、軽く一捻りなんだろうけど、
もっと、丁寧に謙虚にやってくれ〜。
そういうこと、取材依頼がくるとしつこいくらい言うんだけどね。聞く耳無いのな。TBSは二回連続で酷かった。もう取材来ないで下さい。

でも、俺も反省しなきゃな。
蛭子能収さんが来る!で喜んじゃって、呆けてたな。
こういう依頼には慎重になんなきゃな。

2014年6月17日火曜日

Quick Japan 114

今出ているクイックジャパンに、蟻鱒鳶ルが出ています。
「部屋から考える」という磯部涼さんの連載。
磯部さんは、坂口恭平さんの友人で、二人が出るトークショーを少し前にドミューンに見に行ったこともあり前から知っていた。
磯部さんは、坂口さんと僕が同じ問題意識から出発していていると指摘しているが、僕も「だいたい同じだな、坂口さんはコンクリート嫌いだけど、、」と、以前から思っている。九州人だし。
クイックジャパンは、岡画郎やってる時もちょっと載せてくれたし、ありがたい雑誌。
950円+税です。
立ち読みは、優しくね!

2014年6月16日月曜日

今日の仕事

昨日の庚申塔の猿型枠の裏面、どうしよう、、と朝考え出し、何か同じように描くか、バベルの塔だな、それでいこう。
図書館行って、画集コピーして、昨日のようにグリッド書いてうつしとる。
ルーターで、一気に彫り込む。
コンクリートに上手く出ますかね。
上手くいったら、トラフさんに頂いた白ベニアが、まだ沢山あるからイロイロ彫ろう。
(彫った線が、見易くてとても良い!)

絵を描くのが好きな人は、型枠選手権に出るべきでは!

昨日の作業

型枠選手権。
関根さんの指示により、埼玉県鴻巣市箕田(箕田vs三田、渡辺綱の出生地はどこだ!)の庚申塔のデザインを型枠にしています。
やってる途中で、関根さんがやって来ていろいろ教えてくれる。
鳥はニワトリで、雄鶏と雌鶏。
猿が持ってるのは桃らしい。
猿がちょっと怖い感じになってしまった、、。
もっと立体的にしようかと思ったけど、上手く考えきれず、ルーターで線彫りにした。
どんな感じでコンクリートに出ますかね?

この型枠は、関根さんの事情(七月にある地下室展覧会に展示する)により、少々無理な段取りで制作されています。

2014年6月13日金曜日

夕方、広瀬さんがビールとツマミを持って現場に来てくれた。
片付けて三階で呑む。
広瀬さんは、品川で鬼海さんの写真展を観た帰りに寄ってくれたそうだ。
店が開くまでの鳥渡の時間。
350缶を二本ユックリ呑みながら、最近の再開発の話などをする。
広瀬さんが、「コンクリートの壁なのに、森を見るようだ、、。」みたいに言ってくれたのがうれしかった。
僕は、ここに森を作りたいと思っている。
子供の頃遊んでいた楠の森。大きくってグニャリグニャーリと曲がる大木、迫力ある楠。その豊穣な森。
子供の僕は人間の世界と違う別のいくつもの世界があの見上げる枝の上にあると思っていた。虫の世界とか、鳥の世界とか、もっと知らないモノの世界とかも思っていた。

広瀬さんが帰り、楠が見たくなり芝公園まで歩く。
船小屋の楠が見たい。

ジャンカジャンカ!

床にジャンカが出来てしまった。お初。
コンクリートの打設順の指示を間違ってしまったな。
気温が30度以上あり、コンクリートの乾きが早かったのだから、ベストンは3度分けくらいで塗って、打設は兎に角連続させなきゃいけなかったんだ。
あと、気温が高くて床打ちの時は、蒸発する水分を考慮して、もう少し水を多目に入れて良かったんだ。
昨日、小雨だったので、この部分のジャンカをはつった。
今は、他の作業をしながら、どういう風に補修したら、一番強く、理にかなっていて、しかも面白いかを考えている。
ジャンカジャンカ♩

2014年6月12日木曜日

建築欲

こんなのが建てたーい!
こんな建築が見てみたーい!
と妄想し、頭の中に甘いモノが満ち、ニヤニヤし、フンフン鼻息が荒くなってくる。
その為には、どんな努力でもしちゃうぜ!
みんなやろーぜ!!
ヨッシャー!!協力するぜー!!!

となって、世に残る名建築は出来てきたはずだ。

「しょうがねーよ、金無いし、時間無いし」みたいな感じで出来た建築なんて、その萎えた感じを世界に伝えるだけだろう。

性欲や、食欲を跳ね除けるくらいの「建築欲」を持った奇特な人のパワーが人類の何がしかを引っ張ってきた。
そういうことを子供の頃から信じてるんで、建築に頑張ってるんです、わたし。

ザハの新国立競技場、建築欲ビンビンな感じ、笑っちゃうほど未来な感じ、
団地や、森を壊さないで、出来ないもんか、。

しょうがない時間無いし、金無いしで、改修で、、。
は萎える。

ザハもどきも、寂しい。

作りたいーーーーー!!!!!!
建てたいーーーーー!!!!!!

そんな叫び声が聞こえる建築を、わたしはみたい。
言い訳だけのを作るんだったら、何も作らんで欲しい。


岡は、自らの建築欲に、正直に頑張って建てます。

雨、。

「何年もやっていて、モチベーションが落ちることないんですか?」
と、最近よく聞かれる。
そういう感じは全然無いので「無いですね」と答えるんだけど、
先日その質問の横にいた関根さんが
「岡さんは、作業が進まないと、出来ないと、沈んでいる」と答えていた。
そうなんです。
進まないと沈みます。
今年、エルニーニョ?とかで梅雨が長いと報じられている。
イヤーーーーーー!!!!!!

何か、やれる室内作業をやります。
今日は写真の整理に着手。

写真は、今の全景。
大きくなってきたな〜と我ながらうれしい。

2014年6月9日月曜日

ジャンカ補修完了

あんまり、シャープに出なかったけど、これでジャンカ補修完了。
こういう、出る系はもっと作りたいな。
今日は、晴れたり降ったり安定しない日だったので、あんまり道具を広げずに、インパクトとバールを使って一日中あちこちの型枠を解体しました。
あと、バケツに溜まった雨水を使って作業靴五足をジャブジャブ洗って干しました。
この数日の雨量は滅多にない位多かったのに、この雨はまだ梅雨前線の雨じゃないらしい。

2014年6月8日日曜日

雨、続きますね〜

梅雨は考えどき。
昨日は、ずっと沢山の人に再開発の相談回りをしていた。
「正面から堂々と正攻法でいくべきだ」
と数人に言われた。
そうだな、そういう方法しか通じっこない、ズルい手をやると必ず自分の根がズルくなる。腐る。
写真は雨のやみ間に型枠解体したトコロ。
メロンパンみたいで良い感じでしょ!

2014年6月6日金曜日

高山建築学校2014参加者募集中!!

「今年の高山の参加者募集のチラシの文章、岡さん書かなきゃダメです」
「岡!ステートメントとして書けよ、宣言文だ!」
とだいぶ前から皆に言われていて、文才激低の僕が数ヶ月ウンウン言ってやっと書いた文章です。読んでみて下さい。
それと、中村さんがホームページも作ってくれているので是非http://tass20xx.web.fc2.com
建築への希望を捨てずにがんばっている人!
どうか、どうか高山建築学校へ来て下さい!


「作ること」には答えすら無い。
そんな超難問にどう立ち向かえば良いんだ??
そこには素材のこと、作業のこと、環境のこと、様々なことが抽象化されず具体のままゴロゴロとある。
「モノを産み出す事とは?」など哲学的大問題も転がっている。自分の肉体とも向き合わなければならない。
「作ること」
こんなチョー難問に人生ぶっこむなんて!!!

スピードを旨としたモダニズムは、誰もが超難問「作ること」の深みにハマらないように、スムーズに建設が進められるように徹底し考えられた。
その中でも設計者と「作ること」を切り離すことは最も大きな効果をあげたのだと思う。(設計者と施工者の中間にあり、とても大切であったはずの「装飾」を「罪悪」と烙印を押し排除しちゃったり、、。)
建築を無理矢理分断し、考えることこそ重要だと煽り、「作ること」など劣位の問題として端に追いやる。
経済とタッグを組み、効率を武器にアッという間に世界制覇だ。
大ブームが去った後も不幸な分断だけはダラダラと続く。
分断された当然の結果として建築は力を失い、最早経済の奴隷と成り果てた。

「設計」は「思考ゲーム」に、「施工」は「つまらない肉体労働」にと最悪の形となり今に至ってしまっている。

でもそろそろこの不幸過ぎる分断をやめ「建築」を一つのこととして捉え直す時期に来たのじゃないか?

僕は「作ること」が「悦び」に繋がり、更に「希望」へと繋がっている事を知っている。そのことが明るく伝播することも知っている。
「作ること」とは、世界の生成に関わることだ。そこには虚無感や孤立から脱し、過去や未来へ繋がるヒントが沢山詰まっている。

一方、3Dプリンターとやらが出現した。
「思考」と「物」とが「手」を介さずに直接結びつき始めたことは、この時代にとても象徴的な出来事だ。
今までの流れだと建築のメインは確実にこっち側にダラける。
「作ること」をただの「面倒なこと」と片付けているお気楽クリエイター達にとっては夢のような時代だ。
ダメな職人に煩わされずにすむ、巨匠のように複雑で高度なデザインが私にも可能になると、頬を赤らめウットリしていることだろう。
僕は断言する。否定する。
見たこともない造形が出来たとて、そんなん大したことない!
それは本質から程遠い子供の遊びだ。
プリンターなんて、便利なコピー用として、模型用として使えれば十分だ。
命の道具としての建築には物足らなさ過ぎる。

僕らは、全身全霊を賭して建築に挑みたい。
小手先でチョチョイとどうにかしようなんてショボい了見は持ってない。

その為に、高山建築学校を、自らが持ちうる全ての力を注ぎ込み建築を作る事を学ぶ場とするのだ。
抽象化された資料を元に設計するような事ではなく、自然の中、具体のただ中に身を置き、全てを見、聞き、感じ、構想を練る。材料に触れ、道具に触れ、汗水垂らし、自らを晒し、捨て身で思考する。
まるごとの建築と、まるごとの自分のとっくみあいだ。
無限の情報の中で、時に思考は混乱するだろう。それでも一筋のわずかな光へ照準を合わせ、勇気を持って進む。それしか無いのだ。ビビっても進む。
仲間もいるんだ、大丈夫!
いつの日か、泥の中から自らの建築を掘り起こす事を夢見て!

建築を思考ゲームのように作るやり方にはもう飽き飽きだ。
つまらない労働の末に出来続ける何も感じない死体のような建築にはもうウンザリなのだ!

高山建築学校を拠点とし「建築を手で考えることを」学び直し、世界に伝える。

高山建築学校のこと

数年前、高山建築学校があまりにいい加減でグチャグチャと成り、僕の手には負えない状況になり、ここまでかと思い閉校することを半分決意しました。
でもここ数年で、学生時代だけじゃなく、卒業してからも長く高山と真剣に付き合おうとする若い人たちが増えてきて、少しづつ状況は好転し、最近は新しい高山建築学校に脱皮した感じがあります。
去年で、長く続いていた法政大学の高山建築学校事務局も終わり、会計の記録その他の書類が全て僕の元にやってきました。

倉田先生が死んだ夏の高山に集まった全員で二日間話し合いその時決まった事は
「学生主体で高山建築学校を続ける。岡と吉江さんでフォローする。上手く行かなくなったらそこで終わり。高山の資金で母屋を解体して遺族にお返しする」というものだったのですが、
その柱、「学生主体」というモノがここ数年でとうとう終わってしまったのです。
吉江さん、岡崎さん、夏堀くんなど、法政関係で近くにいる人達にはその事を確かめ、それで良いという事でした。
本当は、話し合った全員で「学生主体」という体制をやめて良いか?確かめる必要があると僕は思っているのですが、それをする器量も無く、、すみません。
とりあえず僕のブログに書いてみました。(高山出身者で読んでくれてる人はそこそこいると聞いたので)
意見がある人は言ってください。
もし、重要な意見が出て来たら、話し合う場を作ります。

梅雨入り

昨日夕飯を食べてて、ちあきに「顔、疲れてるよ」と言われる。
なんかね、考え抜かなきゃいけない大きな問題がいくつもあり、小さな問題も沢山あり、もちろん蟻鱒鳶ル作業は、少しでも早く進めなきゃいけないわけでして、、。
この数カ月は、少々無理しながら進んでるんです。
昨日九州の母が、野菜を送ってくれたから電話したんだけど、ずいぶん電話してなかった、、。
一人息子いけません、、。

おちついて、おちついて。
問題をゆっくり丁寧に自分の中に取り込んで、シッカリ判断して進んでいかなきゃいけない。
うわっ滑りしないよう。ドタバタして流されないよう、腹を括れる筋を見出して進む。
エーゴーカーイキッ!

昨日から関東は梅雨。
部屋の中で、雨音を聞きながら、ジットリとした湿気に包まれています。

疲れているとは言え、うれしいことがいつも沢山挟まり、ありがたいのです。
どんだけ人に支えてもらってるんだか!
ベリーベリーサンキュー!!!です!!!!

今日は、溜まりまくったメールの返信とかちゃんとして、丁寧に丁寧に考えながら過ごします。
ここ数日雨のようだから、やるべき用事を終えれれば、ひさびさにサウナ行こ。

*写真は数日前、佐藤くんが撮ってくれたモノ、近所の子供たちにアレコレ聞かれ答えていた。

2014年6月5日木曜日

蛭子能収さん

中学生の頃から「ガロ」の読者。
僕の住んでる町には売ってなかったので自転車漕いで隣町の久留米まで行って買っていた。
特に大好きだったのが蛭子能収さん。
「エロ」と「暴力」を描くのは読者サービスですと、チャラっと何かで答えてて笑った。
テレビに出始めた頃も「予想通りの面白い正直な人だ」とうれしかった。
今も、太川陽介さんとのバス旅は、僕にとって最重要テレビ番組!

その蛭子能収さんが、今日、蟻鱒鳶ルにやって来たんです。
もー、めっちゃくっちゃ楽しかった。
二人でケラケラ笑ってた。
最後に再開発の話題になると、驚いて「ダメだよ〜、再開発ダメだよ〜、岡さんを応援しますよ〜!」みたいに言ってくれた。
SNSなどに書かないこと。テレビ局の人に言われているので、これぐらいで。
放送日が決まったら、又書き込みます。
写真は、蛭子さんの漫画の表紙に書いてもらったサインと、二階の柱に書いてもらった絵、生首持ってます!!

2014年6月4日水曜日

梅雨前、どうにか。

午前中に準備をし、午後から一人でコンクリートを打設しました。
端材を重ねた型枠で、強度が無いので午後の時間を配分し、0.1m3ほどの量を五回に分けて打設。蟻鱒鳶ルのコンクリートは流動性が低く、軽い物質が浮いてくるような現象がほとんど起きないので、コールドジョイントなど出来ません。へなちょこ型枠ユックリ打ちに最適です!(ユックリ打つと、コンクリート打設時の側圧がとても小さくなるのです)
今日打ったのは0.1足らずなのですが、夕方六時まで、グッタリに働きました。

明日から東京は梅雨入り予報。
午前中に蛭子能収さん、午後から五十嵐太郎さんがやって来るドタバタデイです。
ちあきは蛭子さんのサインをコンクリートの壁に直接描いてもらえばと言っていますが、いくら大ファンとて、それはちょっと、、、、。

梅雨入りか

明日から関東も梅雨に入るよう。
今日、どうにかダンドッて夕方前にはコンクリートを打つ!
打つべし!打つベーし!!

2014年6月3日火曜日

2014年6月2日月曜日

ま、頑張り鱒!

コンクリートを打設した日、特に床を打った日の次の朝はうれしい。
さ、どんな感じで固まっているか!ワクワクしながら現場へ向かう。
3階へ上がる、コンクリートの上にイロイロ落ちている、何かわからないけど触ると硬い、近くに乾電池も落ちている、嫌な予感、誰かが投げたのか?
そんな事は考えたく無いけど、床面を狙って投げた感じがある。
ただ、コンクリートはその時はすでに硬く、傷にはなっていなかった。
ま、勘違いかも、何かたまたまか、、。

夕方5時頃、僕の原稿を取りに来てくれていた川ちゃんと3階でイロイロと話していた。
ビュッ!何かが飛んで来て僕の頭にに命中、エ!!
隣のマンションのある部屋の窓がスッと閉まる。
小さな鈴と、もう一つ何かが投げつけられた。
あー、朝のもこの人か、、。
せめて言葉で理由を言ってくれたら、良いのだが、、。
ラジオも切れてたし、会話も小声だったので、もう存在を嫌ってる訳だ。
しかも、打設後の床面を狙うとか、なかなかである。
困ったものだ。
大きく拗れて酷いことにならないようにしたいけどね。


ピンポーン!
明日、蟻鱒鳶ルが産経新聞に出ます。
どんな風に出ますかね、記者さんは気は優しくて力持ち柔道部タイプな人でした。

2014年6月1日日曜日

床打設

六月一日、今日は前々から五人のひとが手伝いに来てくれる予定になっていたので床の打設をやった。
誰が来てくれるかわからなかったんだけど、皆建築の人だった。
建築の人は安心。やったことが無くても用語は通じるし、ここは平らになるように頑張れば良いんだな!と言わなくても理解してくれる。打設、コテ押さえは任せてしまう。
それでもこのレベル!シャキーン!!平!!!
でも、暑かった、皆ヘロヘロであったろう、サンクスサンクスです。
床!打てたぜ!!うれしい〜!!!