2012年6月22日金曜日

DMまき

雨がスッキリ上がりきらないのでDMまきに出る。
今日は建築攻め。
まずは、建築学会図書館
その上の喫茶店アゴラ(7月9日閉店だそうだ、その後は本屋)。
ギャラ間へ行ったら五十嵐太郎さんがおられ渡す。
今、南洋堂へ向かっているのだが激しい腹痛。胃薬買ってのんで只今明大でダウン中!
昼に食べた二郎が駄目だったのか?胃薬は効いてくれるのか?南洋堂は這ってでも行くが、ポポタムまでは無理か!
お腹痛いよ〜!

2012年6月21日木曜日

会議

朝、ラジオから「会議は踊る」という曲が流れた。
マイアミが「来る会議大ブーム」を初めている。
マイアミは「発語」というイベントもやってて、それは小野二郎さんの「ユートピアンの発語訓練」という本と繋がっている。
僕は昨夜酔っぱらって「詩人の生の声が聞きたい」などとツイートしていたけど、それはたくさんの人の生の声が聞きたいという事で、発語訓練がバッチリの詩人たちに学びたい。という意味でツイートしてた。
自分の正直な言葉を発する事は、勇気が必要だし、ちゃんと訓練も必要なのだ。詩人のリーディングに学ぼう!
その発語が他の人と重なる事で会議が成る。
全ての会議は「どんな世界を作ろうか」という大問題に繋がる一里塚だ。
ラジオがそんな曲かけるから「会議が重要だ!」とモンモンとしてきてブログ打ってます。
今日は高山建築学校の会議を浅草橋天才算数塾でやる。
まず大学の外でやりたかった。
素敵な世の中を作る為に「会議」なのだから、自分たちだけ良い立場をとろうとする保身のヒソヒソ「密談」じゃないんだから。
外でやりたかった。
せこい密談のくせに会議を名乗っちゃいかん。そこ厳しく仕分けせにゃね。企業にあるのはホントに会議室か?密談室じゃないのか?
良い季節になったら公園で会議やろう!

会議は踊る!
(聞き間違いかも!)

勘違いや聞き間違いで世界は創られる!

2012年6月18日月曜日

高校生

美術部に所属しているという女子校生に質問された。
「最終的に何に従って、形を決定するのですか?」

「僕は本をほとんど読みません。だから依って立つ理論のような強固なモノが無いんです。だから、自分の気持ち、心、に何度も何度も執拗に問います。本当にこれで良いのか?本当にこれが好きなのか?本当はカッコつけてるだけじゃないのか?」
やっとやっとそんな事を答えた。

本当には、僕はまだそういうふうに落ち着いてなかなか考えられていない。
本筋の周りの様々なモノごとに翻弄されて、不安定極まりない。
でもこんな状態(オロオロしながら時折ヤッホー!っと興奮するようなグチヤグチャの嵐のょうな)で、どうにかこにか手綱をさばきながらグリグリ作り続けている事自体が、最高に面白いと感じている今日この頃。

DM!

黒羽さんに作っていただいたDM!
現場の歩道脇にセット!
早速手にとってくれる人。
イェイ!

2012年6月17日日曜日

昨日の事

ゴーソーさんのダンドリで蟻鱒鳶ルの見学会と、板橋の地下ギャラリーでトークイベントがあった。
たくさんの人が目を輝かせて現場をみて、ドンドン質問してくれる。その熱気のようなモノに押されて、僕も変にテンションが上がってしまい、ペラペラしゃべり続けた。
地下ギャラリーでのトークイベントでもそのノリでしゃべりまくってた。

今日は自己嫌悪で作業
なんで俺はこんなにアホなのか?!
なんで落ち着いて話せないんだ!
高校生たちの真剣な眼差しとかにのまれちゃったのな。
ユーストっての入れてもらってたのに、、

根性無し!

強くなりたい。成長したいっす。


昨日は皆さん、本当にありがとうございました。

2012年6月15日金曜日

ひげ太夫

ひげ太夫は、僕が唯一観続けている劇団だ。
演技という嘘を、どういうふうに束ねていって真実を立ち上げるのかという難問題を、独自の方法で解いている。
伝える為に何が必要かを全力で問い、自分達に出来る全てからチョイスし構成している。
それを全力でやりきる。
僕はこの作り方にいつも感動してしまう。激リスペクトなんです。
僕も建築をこういうふうに作りたいと思っている。

ひげ太夫「雷神ウツボ」下北で18日までです。

見学会

定例会はちょっと考えがあってまだはじめてない。だけど一階部分を整備してテーブルを出したので人が集まり易くなっています。
明日16日はゴーソーさんのダンドリで昼の一時から蟻鱒鳶ルの見学会がある。
それに合わせて京都のカワモトさん(京都会館の保存活動をなさっている)と友人の方も来られるそう。
蟻がたや蟻がたや。
どうぞ、皆みなさまも蟻鱒鳶ルツアーを企画なさってくれないでしょうか?
完成してから見るんじゃ駄目です。
悦び楽しみ九割減!
間違いない!
そして、蟻鱒鳶ルは皆様の元気や知性や笑顔などなどを栄養としてるんです。
教わりたいのです。
蟻鱒鳶ルは後半戦に突入しています、どうしても皆様の感想や意見が欲しいのです。
どうぞ現場を見に来て下さい。
よろしくお願いいたします。

2012年6月14日木曜日

梅雨の晴れ間

三階の踊り場を作っている。
昼過ぎの一番暑い頃、空から水しぶきがかかった。一瞬は気持ち良いんだけど、身元不明の水しぶき、誰だ。と怪訝な顔して上を見上げた、カラス。
マンションのベランダに置いてあるのであろう水をバッシャバシャ浴びている。
浴び終えるとベランダの手摺に掴まり、バサバサーッとやりやがる。まことに気持ち良さそうに。
それを三回ほど繰り返す。カラスしぶきを10メートル程下で僕が被る。文句言っても馬鹿っぽいので、しばし見てた。

2012年6月10日日曜日

高山建築学校3

倉田先生が亡くなられて12年。様々な人の「高山やめるべし」の声の中、少々無理矢理な技を駆使しながらどうにか続けてきた。
でも、これでやっと胸を張って進めれる。そういう事を思えた倉田家訪問だった。

最近友人に「岡さんは高山で学生に課題を出したりしながら自分のやるべき事を模索し、掴み、それを現実として、東京で蟻鱒鳶ルを作ってるわけだよね」というような事を言ってもらえた。
まるっきりそうだ。
高山で僕が感じてきた小さな種を、高山で発芽させ、これはいける!という思いで蟻鱒鳶ルに着手した。
高山建築学校は、僕にとって建築の苗床として機能してくれた。
ありがたいありがたい学校。
でも、もう僕にはこの苗床機能は必要無い。
次の人に渡そうと思う。

高山建築学校をもっともっと良い学校にしたい。

2012年6月9日土曜日

梅雨入り

六月九日、例年より少し遅れて梅雨入り。
この梅雨前線が上がり切り、太平洋高気圧に覆われるとアッという間に、35度オーバーの猛暑、酷暑の日々がやってくる。
そうなる前の梅雨の晴れ間を有効に使ってコンクリートを打たなきゃいけない。
いつも以上に、天気を見ながら、ダンドリ、計画が必要。

2012年6月4日月曜日

高山建築学校�

先日、高山建築学校運営方(吉江、海光、岡崎、夏堀、岡)五人で久しぶりに倉田家を訪ねた。
前回の話し合いは(高山やめるべき)の提案ではじまり、様々な問題点があらわになったものの、結論は先送りという結果で終わっていた。
あれから4年間、それぞれの立場で考えていたと思う。
前回の時よりずいぶん和らいだ雰囲気の中、それぞれの思いを話した。
結果は「まだ結論は出せませんね。このまま続けてみましょう」という前回と変わらないようなモノだったけど、僕には天地のような差が感じれた。
4年前の僕の信頼度は0以下だったのに今回は多少上がっていた。し、何より「やめるべし」の意見は無く、価値はある。頑張ってみよう。という意見がほとんどだったのだ
肩の荷が少し軽くなった。
ドロドロの気持ち悪さが失せ、陽がさし、サァッと風が吹いたようだった。
ちゃんとこれから未来へ繋げれる。

写真は倉田家の犬小屋。コンクリート製。倉田先生と秋沢さんの共作。

2012年6月1日金曜日

高山建築学校

岡啓輔
建築設計を学んだ後、ハウスメーカー勤務、鉄筋工、鳶職人、型枠工、大工などを通して現場経験を積む。1988年より参加した高山建築学校での建築家・倉田康男との出会いから多大な影響を受け、建築をつくる事の根源的な意味を問い続けてきた。(中略)2004年からは東京、三田にて、地下一階地上四階の鉄筋コンクリート製の自邸〈蟻鱒鳶ル〉をセルフビルドによって建設している。独自のアイデアで工法を産み出し、即興性と建築行為の悦びを反映させた、新しい建築の在り方を実践している。

これは広島市現代美術館の展示の時に松岡さんが書いてくれたモノ。
倉田先生との関係を書いてくれてとてもうれしかった。
倉田先生からどれだけ多くのモノを授かったことか。


明日、倉田家に行く。
落ち着いて、丁寧に、正直に話さなきゃいけない。