「蟻鱒鳶ル」読みは「アリマストンビル」、友人マイアミが名付け親です。2005年の着工以来、沢山の友人達に手伝ってもらいながら、植物のように、ゆっくりゆっくり出来ている小さなビルです。 蟻鱒鳶ルのコンクリートは、上質の砂とジャリを使い、水セメント比は37%、少しずつの量を箕で丁寧に型枠に入れ、一週間以上水をかけながら養生します。出来たコンクリートはギュッと詰まった感じです。ある研究者には「200年以上保つ」と言ってもらえました。 200年!!想像も難しいとても遠い未来です。 「蟻鱒鳶ルを200年残す価値のある建築にする」事は、凡才の僕にとって身震いし、足のすくむ仕事です。 でも、もう信じているんです。 蟻鱒鳶ルの在る未来を。
2019年10月1日火曜日
最高のコンクリート打設者募集
ちょっと後悔している。
のせでんアートラインの会期が始まる前に、型枠作りと、コンクリート打設を設定してしまった事にである。
もちろん、20メートルのコンクリート御柱を皆で担ぐイベントを、のせでんアートラインのオープニングにしましょう!と提案が出た時、うれしかった。
でも、そう決めた事で、型枠作りとコンクリート打設が単なる(準備作業)のような位置付けになってしまった、、。
そここそをメインに持ってきたかった!
岡がボンヤリしてたせいで、会期の前になってしまった【10月5日のコンクリート打設!】これこそが、隠れメイン なのです!
なぜならば、岡には【モノをつくる悦び】を伝える使命があるのです。
21センチx21センチx20メートルのモノスゴイ細長いコンクリートライン。
通常のコンクリートしか知らない人は、皆口を揃えて「絶対折れますよ!」というようなモノ。
先週AERAで【錬金術師】と呼ばれた岡、コンクリートの真の力を引き出す。
祈りこめまくりで超絶真剣にコンクリートを練る、そして打つ!
その後三週間、東ときわ台の老人クラブの方々に、水をかけてもらいながらバッチリの養生をし、脱型!
きっとガラス質がバッチリ生成した黒々としたコンクリートが現れる!
確証など無い!
オレにとっちゃ、宇宙にロケット飛ばす級のビビりドキドキだ!
この奇跡の作業に参加してくれ!
10月5日、ときわ台のふれあい広場、朝10時スタート!
参加者大募集中!https://www.facebook.com/events/2198664987092214/?ti=icl
柱にはマイアミに百文字詩を書いてもらっている。
《じかんにはおもさがあるから じかんをうごかすときにひとりじゃうごかせ なかったら じかんがちゃんとうごきつづけるように いつもしっかりはなし あおうね きっとみずみずしいじかんになるよ すいかのほし》
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