十年前、着工式の写真です。(撮影、関根正幸)
蟻鱒鳶ルの壁の形に数日かけてマイアミとベンチを作り、精一杯盛り上げようとしての着工式でした。
でも、これからはじまるどうしようもない不安な感じが、皆に伝わってる感じ。
全くもって不安でした。
でもその不安を越すぞと、オレの希望はこの不安を越すぞと、
兎に角、決めた事をはじめなきゃダメなんだと。
だけど、日々年々ドンドン不安は大きく育つ、
でもね、それを越す角度でガッと希望も育った。
で、今。
「蟻鱒鳶ル」読みは「アリマストンビル」、友人マイアミが名付け親です。2005年の着工以来、沢山の友人達に手伝ってもらいながら、植物のように、ゆっくりゆっくり出来ている小さなビルです。 蟻鱒鳶ルのコンクリートは、上質の砂とジャリを使い、水セメント比は37%、少しずつの量を箕で丁寧に型枠に入れ、一週間以上水をかけながら養生します。出来たコンクリートはギュッと詰まった感じです。ある研究者には「200年以上保つ」と言ってもらえました。 200年!!想像も難しいとても遠い未来です。 「蟻鱒鳶ルを200年残す価値のある建築にする」事は、凡才の僕にとって身震いし、足のすくむ仕事です。 でも、もう信じているんです。 蟻鱒鳶ルの在る未来を。
2015年11月26日木曜日
2015年11月25日水曜日
水戸芸術館「3.11以後の建築」関連企画、蟻鱒鳶ル見学会
水戸芸術館で行われている「3.11以後の建築」の関連イベントとして、蟻鱒鳶ル見学会を行います。

第一回目は、11月29日、日曜日昼1時から夕方5時。
無料ですが、展覧会チケットの半券を見せてもらいます。(会場にぶら下げてたチラシでも可)
住所は、東京都港区三田4丁目15番。聖坂の途中、フレンド学園の向かい。
*Googleマップでも「蟻鱒鳶ル」をチェックすると、観光地として出てるそうです。
ハシゴも有るし、必ず動き易い服装で。
11月29日は蟻鱒鳶ル着工10周年の会を5時過ぎからやります。
安い居酒屋に行くので、おヒマな人は是非御参加下さい!
因みに見学会後に、12月は忘年会。1月は新年会。2月はバレンタインデー会を見学会後行います。よろしくお願いします。
2015年11月20日金曜日
2015年11月8日日曜日
3.11以後の建築展 /水戸芸術館巡回展
金沢21世紀美術館の展示が終わって五ヶ月、「3.11以後の建築」展が、水戸芸術館に巡回してきた。

昨晩、展覧会オープニングイベントが終わり、ちあきと呑んでた時グラグラッと大きく揺れた。居酒屋のおばちゃんが「水戸は、4とか3くらいはまだまだ多いからね〜」と。水戸は甚大な被害を受けた東北に近い、福島から避難して来てる人も多いだろう、そして揺れ続けている。今もリアルに311以後を生きている街だ。
同じ関東とは言え、スッカリ311の事など忘れたかのようにふるまう僕が暮らす東京とはまるで違う、。
時は遠ざかったけれど金沢からグン、グンと被災地に近づいた水戸での展覧会、、、
その辺りの事を少しでもちゃんと考えねばと思い制作しました。
あと、蟻鱒鳶ル美術館展示三部作の締め括りとして(完成すらしていない建築をこうやって、晴れやかな場所に引き上げてくれたキュレーターの方などに感謝し)、
「蟻鱒鳶ルとはこういう建築です」と、ズバッと伝えられるような展示にしたいと思い、無い知恵&無い力を絞り作りました。
どうぞ「3.11以後の建築」水戸芸術館、見に行って下さい。
&、月1回、計4回、311以後の建築展関連イベントとして、蟻鱒鳶ル見学会を行います。
詳細は、キチンと決めきれたら、このブログにアップしますので、少々お待ちください。
展覧会のチケットの半券が必要です。
捨てないように!!
(捨てた人は、罰として缶ビール一本で許すという、セコいアイデア蟻!)
2015年10月8日木曜日
みとげにて
2015年10月2日金曜日
サグラダファミリア
夏前、イギリス人のデザイナーさん(スポーツ用品、テントなどのデザインをやってるそう)が、蟻鱒鳶ルを訪ねてくれた事があった。

丹下さんのを見に来たら、コレがあり興奮して、、と。
カッコイイレーサーで来られてて「自転車に乗って建築を見るのが、世界的にも流行っている、、」と言う。
わかります、僕は日本の建築を全て見る為にと思い自転車で日本中を回りました。
そういうとワッとうちとける感じになって色々話しが盛り上がった。
「あなたは、この物語に突然放り込まれたような感じで、これが自分の人生なのか?と疑問に思う事も、しばしばだと思います、、。」
その指摘はとてもマトを得ていると思った。
3年程度で終わらせて、ドンドン次を作って、、。が作戦だった。
なのに、蟻鱒鳶ルは、僕の人生の多くをしめようと膨れ続け、
様々な経験、出会い、思考のキッカケ、、、を与え続けてくれている。
数日前、サグラダファミリアの映画の試写を観た(もうすぐ公開、短い作文を依頼されてたのでガン見。)
ある書店主のアイデアでもっと小さめで普通っぽい教会の建設がはじまるんだけど、二代目の建築家としてガウディがやって来て、グングンとそのアイデアは育ち、とうとうガウディにとっても「ああ、自分の人生だけじゃ終わらない!」と夢は巨大化してしまう。
ガウディ自身にとっても、サグラダファミリアは予期せぬ出会いだったろう。
はじめたらドンドンと面白さが発見され、のめり込み、いつの間にか人生全て捧げる!と大興奮し、
自分の人生越えて、もっともっと未来にまでこの「作る悦び」を伝えたい!
となり、
未来の人!俺の思いを受け取ってくれ!!とパスしたのだ。
ある書店主からのパスが、繋がり繋がり、21世紀に至っている。
凄いな!
メッチャ即興で、メッチャサッカーな建築だ。
(バルセロナがサッカーな町の理由はコレだ!)
内戦で、図面とか全てが焼失してしまった事とか良かった。
神さんの段取りとしか思えない!
(図面があったら きっとダメだった。多くの人が自分の人生をサグラダファミリアに賭す意味が見出せなかったはずだ)
ガウディ、見た事がない。
(蟻鱒鳶ルを作り始める頃、一度見ておくべきだろうと盛り上がったけど止めた)
本も数冊持ってるけど、1ページも読んでいない。
怖いのだ。
凄すぎて、打ちのめされて、ひざまずき
ただの信者になってしまいそうで、。
老いて、死ぬまでに一度見れればイイ。
映画オススメです。
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