通訳無しだったので言葉の内容は解らなかったけど何を伝えようとしているかは聞きとろうと思い集中した(僕の英語力は中1以下)。
抽象的に考え、作る。は建築のスピードアップの為の技法だ。
ジェイン氏は逆。トコトンまで具体的にやる。材料、職人、場所、作り方、、、。
建築家は丁寧に丁寧に観察したそれらをやさしく統合する役に徹する。
日本でもそういう設計手法を言う建築家は多い。
でも現実的には上っ面だけだ。
ものには底無しの具体性が在る。そこに踏み込むのは容易ではない。永遠の時間がある訳じゃないのだ。
そこを可能にするにはジェイン氏のように本気な愛情が無ければ無理なのだ。
今のジェイン氏はとにかくとても素直なんだけど、ここで止まってもらっちゃあつまらない。
もっともっとニヤリの創造力が欲しい。しかも彼なら職人のニヤリな創造力をも建築に生かせるんじゃないだろうか。
勇気が貰えた。
0 件のコメント:
コメントを投稿