「私たちの世界では、世界を創造した神様も動物も、みんな自分の手を汚し、体中ずぶぬれになって、ようやくこの世界をつくりあげたのだ。頭の中に描いた世界を現実化するのが、一神教のスマートなやり方だとすると、からだごと宇宙の底に潜っていき、そこでつかんだなにかとても大切なものを材料にして、粘土をこねるようにしてこの世界をつくるという、かっこうの悪いやり方を選んだのが、私たちの世界だった。」中沢新一「アースダイバー」
という文章を数日前に見かけた、ここ数年何人かの友人に「岡さん、アースダイバーは読むべきだよ」とも言われていた。
今日、プラリと寄った本屋にあったので、躊躇なく買った。
読めるでしょうかね?
写真は雨の蟻鱒鳶ル。ヌメッとした感じに生命を感じる。
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