先日、藤森さんに型枠のことをきかれ
「型枠をビニールでまいてます」と答えたけど、藤森さんはピンと理解されて
「ビニールの型枠か!」と。
コンクリート自体に形は無い。型枠に依って決まる、コンクリートに形を与える部分が型枠で、その形を保つ為の部分は支保工。
だから蟻鱒鳶ルはビニール型枠のオリジンであるわけだ。
ならば、その線でもっと飛ばそうと今日新しい型枠を作った。縦にだけ材を入れ、水糸や薄ベニアで補強、新品の農ビは透明度が高く、まるで見えない。
強い面材を入れて無いのでこの型枠はかなりネジる事が出来る。
上手くいけば蟻鱒鳶ルはもっとユラユラ踊り出す!
更に、藤森さんは今井兼次さんがトタンを型枠に使って長崎の二十六聖人記念館を作った事なども教えてくれる。
二十六聖人記念館!それは十五才の時僕が初の一人旅で目指した建築だった。縄も型枠に使われていてハッキリと覚えている。
そうだ、そうだ!
今でも僕は十五の時の二十六の興奮をもっている。
蟻鱒鳶ルでニヤニヤ真似してるようなものだ!
0 件のコメント:
コメントを投稿