2012年5月23日水曜日

先日、北アルプスで山小屋を営むジロウさんと呑んだ。
最近、数年かけて山小屋を作り直したそうで、その話が面白かった。
標高が高く、道路もない場所に建築を作るなんて、滅多にはやれない困難な工事であるわけで、やるからには真剣に勉強してこだわって作ったそうだ。
だいたい建材の運搬をヘリコプターに頼むだけで1トン十数万円かかる。
ジロウさんは、信頼出来る大工さんを探し、コンクリートの事もちゃんと勉強し、木材は日本のアチコチを訪ね直に買い揃えた。
100年はもたせますよ。2、30年で駄目になるってそれは建築じゃなくってゴミです。
ゴミの話なんてやめましょう。建築の話をしましょう。
真っ当だ。

岡は元登山部で、今でもとても山に憧れている。
蟻鱒鳶ルには、その思いも込めている、つもり。

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