その井戸みたいな穴は何?と訊かれてて、ちょっと頑張って答えてみようかと。
まず、この穴には構造上とか、施工上の理由があります。
穴の先は掃き出しの開口部になっていて、床の鉄筋の定着をとりづらくなっている、こういう場合今までは開口の先に庇のような物を作り定着をとっていたんだけど、下階ほど構造をビビらなくても良かろうと考え、定着がとれないのなら、逆に空けちゃえ、と。
施工上では、左官仕上げの高さの基準になることと、あの穴に入りコテ作業をすると楽という事がある。
ま、でも何で?
は、蟻鱒鳶ルのアチコチ(もしかしたら全て?)に向けられる疑問なわけで、でも、しかし、それにバシッと答えれない岡なのである。
ま、そこは、賢い批評家みたいな人が、そのうち、いつかバシッとしてくれるはず。期待しましょう。
でも、ちょっと思っていることは、岡以外の誰か、何かの為に作っているということ。
僕は、この穴をたぶん、何にも使わずに木材で塞いじゃうんだけど、僕が死んだ未来。穴を発見した人は、何かに使ってやろうと考えるはず。人間が通れる寸法になってるから、上下階の移動に使おうとするかもだし、強化ガラスなどはめ込んで、光や、視線が通るようにするかもしれない。そういうのを誘うような形や位置にしているつもり。
最近、気付いたのは、Wi-fiの為にはすでに良いなと。電波の通り道。
アチコチがそんな感じ、人間じゃなくても、この庇は猫的に日向ぼっこしたいだろうとか、それを見た子供がニヤリとするように庇の造形は決定しようとか、この大谷石は雑草どもが生えたがろう、とか。
なんか、真っ黒黒助のようなヤツの為の穴、とか、、、。妖怪とか、家の神とかの為、とか。
そんなんです。
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