イベント<無為と革命|遠藤水城×廣瀬純『陸の果て、自己への配慮』と「絶望」へ行った。
遠藤さんは2012年の真冬に、津軽の竜飛岬から福島の原発を目指して、徒歩で旅をしている。
遠藤さんはフリーの美術キュレーターで、マイアミと繋がってるので時々会うことがある。
僕にとって美術キュレーターなんて、インテリ中のインテリってイメージなんだけど話しを聞いていてそうでもない事を知る
インテリって、ちゃんと理屈を立てて考え抜き行動する人なんだろうけど、
遠藤さんは、自分でもなぜその旅に出たのかハッキリしていない。
その旅の本を自費で出版し、旅から二年近く経った今でもハッキリしていない。
そこを、廣瀬さんが、丁寧に鋭く質問し探っていく。
すると遠藤さんは何かがわかり、「そうか〜、そうだ!!」と小さく納得する。
僕は、時々アリマストンビルを作ってる事を旅に例えている。
なんだかわからないものに引っ張られて、情けない意地とか、アホな発想とか、いろいろな沢山のものに引っ張られて、頭グチャグチャのまま絶望を背負って、ちっこい希望目指して、地上10メートルへの旅へ出た。
やっとやっと、この旅に出た理由を少しづつ理解している。
写真は、食用を過ぎ、観賞用になった玉ねぎ。
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