正確に把握出来てるとはとても思えない沢山の音を出す機材がグッチャリとあり、Tシャツジーパンの川染くんスーッとパフォーマンスを始める。ほどなく靴と靴下は脱ぎ捨て裸足に。狭いステージを転がったり、飛び跳ねたり。
7時に始まり10時過ぎまでノンストップで、魂ブッコンだ全力のパフォーマンスが続いた。
キッカケになるくらいの物とダンドリくらいはおおまかに決めてるようだけど、
基本は即興。
自分の口から出た言葉を受け、次の言葉を出すの連続。
つい手を出した道具の音に全力で繋げる。
突然何か可愛い事やったり、海老反りブリッジを決め「俺を、越えていけー!」
何か嘘言った瞬間に「ダウト!」と叫ぶ。
芋掘りの楽しさを語る。餅つきのおばさんの手を心配する「でも大丈夫アレはちゃんと練習してるんだぜ」
面白過ぎる!ヒーヒーいってお腹が苦しい!!
目も耳も離せない、次々の連続に興奮している。
でも3時間、観る方も修行のようだ。
3時間はヤバイ。
信じられない気合いだ。
毎日やれるプロレスに対して、半年に一回とかのボクシングのように。
毎日やれる音楽のライブに対して、川染喜弘!魂の全力の雄叫び!!
僕は最近、「なぜ蟻鱒鳶ルを作っているのか?」と尋ねられる。
世の中をイキイキとしたい。イキイキとした作り方で、イキイキとした建築を作りたいんです。などと答えていたけど、
川染君に「イキイキ」をハッキリと学んだね。
基本はやはり即興だ。
予め決められた計画に従って、そやつに従っていれば良いみたいな、そんな舐めた態度をとることではなく、それはヤッパリ死んだやり方で、一分一秒世界からの質問に耳を澄まし感知し、今、ここで、生きている人として、全身全霊で答えていく!
http://d.hatena.ne.jp/yoshihiro-kawasome/
http://m.youtube.com/watch?v=HAJyydcr8B4
言っとくけど、YouTubeじゃ薄くて伝わっていないからね、イキイキなものは生で観なきゃダメですからね。
毎月第三木曜日、高円寺円盤は川染喜弘氏のライブです。
ミナ行くベーし!!
八月の終わりには、京都で、マイアミと川染くんののライブもあるそうです!素晴らしいぞ!!
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