高山建築学校の上の台地には、倉田先生は何も作ってないので、小さな作品がチョコチョコあるだけの場所になっている。
未開地とか、部族社会とか呼ばれていて、野性味があり有機的な作品が多い。ゴーヘー君のキノコや、大小鳥ちゃん、コリちゃん。
そもそも、ドラム缶風呂があり、夜な夜なスッポンポン共がウロウロするような場所ですからね。文明ほど遠しよ。
そこに今年は「秩序」を持ち込もうとする動きがはじまった。
それが、ハクガ君と成岡さん。
だが、この二人もまだ、フニャフニャだ。
だいたいハクガ君の去年の作品は、部族側だった。裸でコンクリートに抱きつきニヤリとしてるような絵を描いていた。(写真のコンクリート円柱の手前にあるポニョっとした奴)
だけど、今年は今のままの混沌は良くないと考えたよう、それには平らな床が必要だ。
草だらけの凸凹の大地で作業していては、キッチリした形状のものが出来ようはずもない。
作業精度を上げる平らな床が必要だ。しかもその床デザインは、次の人たちに伝播するような形態が良い、、。そしてその一手を広い高台のどこに打つかも重要だ。
それだけでも大変なのに、ハクガ氏、直径五センチくらいの細い柱で支えたいと言い出した。
秩序派らしい、今の学生らしい発想だ。
ハイ、施工屋岡、デザイナー様の野望を叶えるべく頑張りますよ。
でもね、「細いの界」で頑張るのは大変よ、施工精度がチョー要るの。強者がウヨウヨいる人気界よ、、。石上さんや、中村さんや、藤本さんや、あー、関係ないか!
頑張ろ!
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