藤枝さんの「赤子よ日記」出版記念おめでと〜飲み会の時に、関根さんが僕に「箕田の庚申塔〜これで型枠を〜、、。」とか言って一枚の写真を手渡してくれた。
箕田は、埼玉の鴻巣市にある地名。関根さんは「中仙道研究家」であり「庚申塔研究家」でもある。
鴻巣市は妻千秋の故郷で、箕田には親から譲り受けた土地があり、蟻鱒鳶ルの地下を掘った土が全て運ばれていて小さな山になっている。
箕田はミダと読み、蟻鱒鳶ルの建つミタとは因縁がある。
羅生門の鬼を退治したという伝説のある渡辺綱の出生地を巡って、箕田と三田は「綱引き」している。
数年前、慶応大学百周年記念の薪能で、慶應の教授が言った「三田は渡辺綱の出生地であり、その物語を慶応大学百周年を祝ってここで行なう、、、。」と。
海外からの来賓も多かった薪能の前節で、箕田は軽く無視される。
千秋調べによると、箕田の方が正しいようなのだが、東京の三田は力によってその史実をねじ曲げようとしているわけだ。ずるいぞ慶応大学!
何の因果か知らぬが、蟻鱒鳶ルは三田と箕田を繋いでしまった。
渡辺綱がそうさせたに違いない。
真実を追求する男、関根正幸は、だから箕田の庚申塔を型枠で作り、三田の蟻鱒鳶ルに刻むのである。
そして、東京大学数学博士のインテリ関根は、決して自分で作ったりはしない!
「これを作ったらどうだい」と軽く写真を一枚、労働者に渡すのみである。
どのデザインがイケてるか?なんて競っちゃって君たち程度低いなぁ〜、「真実を追求する心こそ美しいのだよ諸君!」と鼻で笑うかのようなインテリ態度での蟻鱒鳶ル型枠選手権参加である。
昨夜、呑みに行こうと蟻鱒鳶ルの前を通ったら、関根さんは、夜の蟻鱒鳶ルを三脚立てて撮影していた。トコトン立派な男である。
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